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妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

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2024/05/20 (Mon)

READY STEADY CAN'T HOLD ME BACK

下宿に帰ろうとした日に、ちょうど台風が来ていて電車が軒並み止まっていました。
1日ずらして現在上京中です。
それでも大雨で電車が遅れて、乗り継ぎうまくできなかったりね。結局2時間くらい遅れて着きました。
雨は好きだけど、行動制限されてしまうのはちょっと嫌。


サークルの先輩男性にBL小説貸すことになって、ドキドキしながら選定中です。
初めてだからあまりハードなのはあれだろうし(ていうかあまり持ってないし)、雰囲気や心理描写重視でいったらそれこそ朝丘先生の作品が素晴らしいんですが、貸した結果否定されたら私は泣く。思い入れとか、強いからね。
坂木司気味悪いと言う方に果たして合うのかと思ったりもするけど。優しい感じは似てる気がするから。とりあえず『猫のため息』と『きみのはなし、』『ふたりのはなし。』は今回は見送った方がいいかしら。
あめちゃんかなー。あれもあれだけど、いい話だし。せつないし。なんでか人気だし。京都にいるし←
『春恋』持ってないことがつくづく悔やまれる。図書館に行けばいつでも読めると思っていたら、気づいたら本屋になかったんだもん!


読んだ本。
「甲賀忍法帖」
これは、すごい小説ですね。
引き込まれる。地の文力半端ないです。有名なのも人気なのも納得。
そして、ようやく歌の意味が分かりました。葵闇、ね。感情移入して憎んでしまうよ。
本当は今回のタイトルそれにしたかった。けど、どうにも無理でした。
終わり方が悲しいなあ。ロミオとジュリエットか。隠り世では好き合った二人が結ばれることを願うよ。
ところで私が読んだのはうちの親が生まれた頃に刷られたらしいんですが、これは今だと不適切な言葉満載な気がしますね。言葉だけで否定されていい作品じゃないし言葉ひとつさえ変えていい小説じゃないと思うけど。今は注意書きとか付くのかしら。

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2011/09/22 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

出来れば他の誰かであれ

予想外に風邪が長引いてます。
治ったと思って無茶するから、余計悪くなるのよね。
親に「風邪引いたみたい」と連絡したら、「帰ってこい」と言われました。たしかに実家なら看病してもらえるしご飯作ってもらえる。
というわけで、現在実家です。ごろごろしてます。
絵本読もうと思ったら目当てのがなかったり、少女マンガ読んでたら現実とのギャップに虚しくなったりしてました。


読んだ本。
「フランス白粉の謎」
フランスはともかく、白粉はどこで関係するのかしらとずっと思ってました。
……まさか、白粉でなくて白い粉!?
読んでいておもしろい作品でした。トリック云々ではなく、捜査の様子とか。引き込まれる。

「食物連鎖」
どうせカニバリズムの話だろうと思って読むのですが、その一発ネタだけでは終わらない感じですね。おもしろいです。
文字通りの意味だと思いきや比喩だと思わせておいてしかし……みたいなどんでん返し。

しかし、実際に食欲がないときに読むと余計に食欲なくなりますね。
とてもおいしそうにはおもえない。

ウロボロスと聞くと今は犯罪組織的なあれを思い出しますね。2期やるんでしょう?

「読むのはウッドハウスくらい」って台詞があって、ウッドハウスはイギリスでそんなに人気作家だったのかと思いました。
っていうか、ジーヴズのいないバーティとか、ただのダメ男じゃなかろうか。

緊急避難での人肉食とアステカの人肉食と趣味や性癖としての人肉食を同列に語ることに違和感。
前二つは自分の意思で避けられないでしょう。そうしなければ、死ぬか、神に祟られるか。信仰は茶化しにくいと思ってしまうのですよね。シュヴァルツヘルツとかの影響な気がしますが。
結局のところ、私は信じていたいのですよ。宗教的な儀式であれば、乱痴気騒ぎにはならないと。形式は同じであれ、信心がなければ冒涜ではないのかと思うのです。
美味しいから食べるならそれでいいじゃない。宗教で糊塗しなくても。象徴性や比喩は別にして。

やっぱり食欲と性欲って繋がり強いのかしら。

パンと葡萄酒か、なるほどね。キリスト教らしい。

蠱毒の概念とかはないのかしら。経済モデルとして望ましくなくとも、呪えるよ☆

フランクお馬鹿さんだなって思う。

「オジいサン」
初見で、薄くて字が大きいなと思いました。そこも老人用とか?

音声にすると、どのように発音するのでしょうか。
お爺さんでもなく、おじいさんでもなく、オジいサン。

読んでて嫌な気分になって参りました。
なんでしょうね……。
考え方が違うだとか、そうじゃないでしょうとか、もっといいやり方があるだろうとか。見ていて疲れるのです。
別に益子さんはそんな心配してくれなどと頼んではいないのでしょうが。
理解できる部分も同意できる部分もあるけど、なんというか……ウザい、かなあ。
電子書籍についての意見とかは京極先生本人が言ってた覚えがあります。だから他のも多かれ少なかれ先生の考えなのかな。
――と思って読むのも間違っている気がするのですが。

ラストは突然のハッピーエンド(?)で、気分は晴れたわけですが。
電気屋さんいい人。

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2011/09/19 (Mon) 未選択 TB() CM(0)

「らしくいろよ」とシャウトして 唄うよ

愛のWarrior、かっこいいですね!(記事タイトルとはあまり関係ありません)
彼らの歌は初めて聞くと心が震えるのです。大好きです。
フルで聞くのが楽しみ。武道館でやってくれるかな。

金曜日に、神社巡りをしてきました。
行ったのは、
白峯神宮→上御霊神社→猿田彦神社→北野天満宮→平野神社→大将軍神社→菅原院天満宮神社
でした。
なんといいますか……、趣味のまま赴くと、怪しげな神社ばかりになるんですよね。
怪しげってのは神社の格とか佇まいではなく祭神の由来ですね。怨霊好きです。
いつの間にか御朱印帳もあと1ページです。
狙っている御朱印帳も一応あるのですが、そのために買いに行くのが面倒なので、ページがなくなったらそこで買うみたいなことになりそうです。

土曜日には、サークルの方々と甘味巡りをしてきました。
草わらび餅→琥珀流し→白玉クリームあんみつ→ミニみつまめ→黒みつミルクソフトかき氷→みたらし団子2本食べ比べ→あんみつ→心太(黒みつ)→ほうれん草とチョコのシフォンケーキパフェ
でした。
ちなみに、金曜日にも北野で粟餅をいただきました。
京都を満喫してます。観光するためにこの大学に来たといっても過言ではないので、楽しいこと限りないです。


さて。
流行に乗って、インタビューズというものを始めました。
聞きたいことがありましたら、インタビューしてください。聞きたいことがなければ、作ってください。……冗談です。


読んだ本。
「水没ピアノ」
ラノベっぽい。
勧めてくれた友人の趣味が少し分かりました。なるほどね。彼女は薔薇のマリアや十文字さんの他の作品も好きな人です。
読むならシリーズ1作目から読んだ方がよかったのかしら。トリビュートのは読んだことあるけど、なんだかちっとも分からないよ。
内容ですが……まさかそこが繋がるとは! という驚きはあったのですが、読んでいて気分が悪いですね。どんなに詭弁を弄しても事実は変わらないのに、いい加減認めろよ、と思う。ルサンチマンね、なるほど。
なんか、誰も幸せになっていないみたいで。幸せは所詮主観だから、自分の不幸を知らなければ幸せなのかしら。でも逃避を認めたくはないのです。

「星を泳ぐサカナ」
朝丘先生大好きです。
キュンキュンして、こっちがベッドの上で泳いでました。優太郎かわいいよ。本田さんかっこいい。意地悪な攻めはほんと初期の頃のキャラクターのようで、懐かしかったです。私はアキとか皐月とかに慣れてたから成瀬さんや雅さんや能登先生あんまり好きになれなかったのかと思いいたりました。
朝丘先生下着の貸し借り嫌って言ってたからつまりこのシーン……て考えたり考えなかったり。
メタな視点で、ここの本田さんの台詞はこういう心理かなって考えられちゃうんだけど、台詞だけ見ると悲しいし優太郎はそれを知らないのだから意味ないしって考えて、ぐわぁってなりました。
好きだけど独占したくて傷つけることしかできなくて、痛い。でも一緒にいたい。相手の幸せを望んでいるのに、すれ違う。愛しい。
恋愛っていいなぁ。こういう恋、してみたいですね。恋愛欲高まります(笑)

うん。影響というより、憧れに近いです。こういう話を書きたい。この言葉選びのセンスがほしい。甘くて痛くて切なくて優しい話が好きなのは確実に朝丘先生の影響です。たぶん刷り込み入ってると思うよ。初めて読んだBL小説でしたから。もし初めてがえろいのだったら私もそういうの書けたのかしらと考えてみるけど、春恋から始まったのは私にとって良いことでした。朝丘先生の作品と出会えたのは。中1のときのクラスメートだった彼女や彼にお礼を言いたい。
まあ次に読んだのが南原兼だった(コバルト文庫の某シリーズが市立図書館にあって)(今思うと謎です)から、初めてとかそんなに影響ないと思う。

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2011/09/11 (Sun) 未選択 TB() CM(0)

廻り出した 時のカケラ

最近、生活が昼夜逆転しています。
やばいです。
土曜日に完徹してから輪をかけてひどくなった……。

さて、今日は薬屋発売日でしたね!
そんなわけで、本屋巡りをしてきました。大きいお店中心に8軒ほど……。
結局、どこにもなかったのですが。薬屋だけじゃなくて同じレーベルの他の本もなかったから、発売日翌日にならないと駄目なんだと思う。ここ、都会だと思ってたのにな。
明日再挑戦します。

そういえば、読書クラスタ、ミステリクラスタのフォロワーさんが多いのでツイッターでもたまに簡単な読書記録を呟いていたりしますが、でも基本はブログだと思う。
感想は140字に収まらないし。ラノベやBLについてだとか、普通の推理小説でもCPについて向こうでさらすのは怖いですからね。たぶん誰も気にしないでしょうが。

そんなわけで読んだ本。
「カニバリストの告白」
この手の本はどうして、料理=芸術=殺人みたいなことになるのか。
下ネタに若干辟易します。変態すぎて。レトリックでその言葉を使うことをためらうくらいに真性でした。偏執狂の原因は抑圧された性的衝動ってやつですか。
(主人公が)せっかくの素材持ってるんだから、もうちょっと隠語使ってなまめかしい感じにしてほしかったです。長野っぽく。

カニバリズム+エディプスコンプレックスで私にとってはすごくおいしい話でした。っていうかそれトーテミズム?
でも、料理はあんまりおいしそうじゃないかも。だって……ねえ。『にんじん』のあのスープ思い出しました。にんじんは長野版しか知りませんが。

カウンセリングしてる精神科医が、オーランドーの話を聞いているうちにどんどん狂っていっているのが何とも……。狂信って怖いね。

このキャラでBL読みは私には無理ですが、シチュエーションは萌えます。枕営業とか父親とか。あと、軍隊の中でとかね。
師匠とのやり取りも好きです。しかしオーランドー酷い男だな。
双子かわいい!ってのはあります。
ところで、なんでこんなに男色家多いの?

「天帝のはしたなき果実」
厚さに手を出しづらかったけど、読んでみたらおもしろかったです。
レトロなアンティークな雰囲気も好き。
ある意味青春ミステリですね。キャラ読みしても楽しかったです。
そのうえ、本格。
まあ私は本格とか苦手なんですが。新本格も。論理的に考えられなくてですね……。
ペダンチックなのも、こういう風に世界観に合っていて事件と少しは関係があって探偵が喋りまくるだけじゃないもので得意分野の内容なら大歓迎です。某法水さんが出てくる話とか某銘探偵が出てくる話とかは苦手でしたが。
だって世界史から源氏物語に推理小説、アニメマンガまで網羅してるんだもん。そういう小ネタがおもしろかったです。
あと、ガジェットに青薔薇使うとか、もう! ね。非常に私好みですありがとうございました。
ただ、字体が変わるのはどうなの。あんまり好きじゃないかな。
『はふう』とかの擬音はどこの萌えラノベかと思った。
よくも悪くも、大時代的ですよね。
聖書読まないとな。

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2011/09/06 (Tue) 未選択 TB() CM(0)

世界で一番おひめさま

最近、替え歌を聞きました。世界で一番麻耶雄嵩。
とはいえ、麻耶あんまり読んでないです。ブログの読書記録みてくださってる方はご存知かもしれませんが。最初の2作だけ。
読みたいような読みたくないような。もやもやするからあまり好きではないかもしれないけど、読んでいた方が楽しそうなんですよね。サークルにファンの方が多いので。

サークル用に書いている諸々のせいで精神的に疲れてました。どうせ文才ないんだし、サイトにあるのも全部消したくなったり。……当分はしませんけどね。
方向性は決まったからたぶん大丈夫。
そういえば去年の今頃も図書委員会のあれに書く原稿に悩んでた気がします。
外向けに好きなように書こうとすると、不思議な話になってしまいます。広義のファンタジーですかね。
転載できるかわかりませんが、できるようならサイトに載せたい。だってサイト見てくださってる方は、自惚れていいなら私の書いたものを好いてくださってるのでしょうし、そういう方に読んでほしいですもん。
サイト見てくださってる方が文化祭で買ってくださったらいいのですけど。……それもどうなの。
身バレ……は分かる人には分かってる気がする。
それはともかく、オフ会とかは一回やってみたいです。

さてさて、9月ですね。
あと3日でしょうか。新刊発売まで。楽しみすぎていろんなことが疎かになってます(笑)
言波出るかな。って、いつも言ってる気がする。そしてその度に裏切られてる気がする。『天上~』のときは何も考えてなかったのですが、あれで期待しちゃいました。会ってあげてよ。いつでも良いから。でも、出来るだけ早く。伝えられるうちに。……何をだ、と自分にツッコミを入れてしまいました。
原作では、そういうのはやっぱり限界ありますもの。
でも、会って何を言っても、いや、たとえ会わなくても回想に出てくるだけで萌えますが。

高確率で出てきそうなのは高遠さんですかね。
電話したし。メリーさんみたいに徐々に近づいてくるのですよ。


読んだ本。
「恋のドレスと湖の恋人」
ラブラブですね。
いつもよりピンク色な気がする。
いや、アイリスの自白とかリンダの動きとかもあったわけですし、クリスにとっては愛さえあればいいわけでもないんですが。
それでも、幸せだったのではないかと。
次回は大変そうですね……ハクニール家。
イアンの台詞が死亡フラグっぽくてどうしよう。

「死の泉」
うっかり萌えました。フランツとエーリヒにも、ヘルムートとゲルトにも。
ゲルマン神話の描写が好きです。

Ⅰ部の雰囲気が好きでした。デカダンスな美しさ、かしら。カストラート自体、美しさのために犠牲を払ってますからね。その犠牲が大きいのか、私には分からない。宦官も有りだと思うんですよね、生き方のひとつとして。生殖だけが目的じゃないんじゃないかと。非生物的ですが。

もはや宗教だよな。国家社会主義。というかナチズム。

フランツがいちばん悲しい気がしました。
あと、何も知らず残された人たち。そこにいたのか、とね。
本の構成が謎でした。え、ギュンターの著書なの?
「あとがきにかえて」の部分含めて、虚実入り乱れる感じでした。
灰色の眼ってことはつまり……そういうことなのかしら。

サークルで合唱を一応やってるので、これはあの練習法のことだなとか、音域うらやましいとか、思いました。

話は違いますが、この時代にケヴァンがいたのかな、こういう人たちに実験されてたのかとか考えてました。
アスガルズとか言ってたし。地図にない国はそこにあったのかしら。
松代の大本営見学したときのこと思い出しました。

「饗宴 ソクラテス最後の事件」
ソクラテスが探偵という趣向が気になったので。この人、こういう話も書いてたんですね。ジョーカー・ゲームとかしか読んだことなかったので。
うん、神話ってそういうものですよね。不思議を納得するためのもの。『世界を認識可能な、把握できる存在に作り替える』もの。その点、妖怪と似てるかもしれません。妖怪が神の凋落したかたちと言った人もいたけれども。
ただ、古代ギリシアでそれを言うのはどうだろう。すでに人々の思考はミュトスからロゴスへ移行していたわけか。
事実と真実について、考えずにはいられない。私は事実が客観で真実は主観だと思ってる。この小説の場合、人が死んだことが事実。真実は劇や言葉によって明らかにされる。真実は必ずしも事実じゃなくても、多くの人が納得できるなら、みんなが幸せになるように解決できるなら、それでいいと思うのだけれど。
やっぱりソクラテスにとっては、絶対の真理があったのかしら。弟子の言葉を借りるなら、イデアですね。
主観客観を推理小説で論じると姑獲鳥みたいなことが起こりかねない気がするのですが。観念の幻想。
しかし私はロゴスでなくパトスで行動してしまいます。演繹より経験。

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2011/09/03 (Sat) 未選択 TB() CM(0)