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妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

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2024/05/20 (Mon)

並べる恋の音符は

先日、初めて某妖怪もののドラマを見ました。
主役あの人とかイメージと違ったけど、これはこれでおもしろいですね。
アニメ版は子供の頃に見て、それで初めて、人間に憧れて人間と交ざりたくて近づきすぎた結果人間に拒まれてしまう妖怪の悲哀を感じました。いや、まぁ当時はこんな言葉で考えたわけじゃなくただ単にかわいそうと思っただけですが。
で。
妖怪3人組で、別に家族ってわけでもないけど家族みたいな――って考えると、あの男の子がリベザルに見えてきたんです。
大人二人がどっちがどっちとかは考えてませんが。
それで、リベザルには砂波ちゃんとか歌さんとか、妖怪と知ってても友達でいてくれる人がいて良かったなぁと思って。あと、直也も。「記憶に刻まれた秋色を塗り直せるほど器用じゃない」
じゃあ、座木さんにはそんな人いるっけ。っていうか言波はどこまで知ってるんだろう。
クラキが隠してることに気づいて知らない振りしてるでも、妖怪であることを目の当たりにして驚いて座木さんは気に病んでそれきり姿を見せなくて、だからタイムマシンって展開も萌えます。
全く知らないままでも、全て知って受け入れてくれてるのでもいい。
言波は情が深い気がする。変な意味でなく、一度好きになった人はちょっとのことでは変わらないんじゃないかな。本当のきょうだいじゃなくても。――と思ったけど、めっちゃ揺らいでましたね。いや、あれは情が深いからこそか。嫌いになったわけじゃなくて、好きでいた理由がなくなったからか。でも結局ああなるわけだしね。
なんか久しぶりに言座語った気がする(笑)

そして、気づいたら悠竒さん誕生日が終わって歌さん誕生日になってました……。今年は何にも準備してないです。
おめでとう!
皆幸せでいるといいよ!

あ、今回の記事タイトルは歌さんおめでとうってことで(笑)
だって地の文でも示唆してたしー。
曲はオトメロディーよりもコイクルの方が好き。

15日放課後は、サークルで簡易読書会を『悪魔と詐欺師』でやるので、薬屋について思いっきり語ってきます。
どこまで許されるかしら。
なんでこれを選んだかと言うと、結末に謎が残ってもやもやする巻のうちのひとつだからです。
もやもや巻のうち、2巻は語るなら10年後ネタバレまでしたいし、他はシリーズ後半だから最初に読む人には勧められないし。
ミステリ的に好きなのは双樹で、キャラ的に好きなのは蒼い千鳥なんですが。

読んだ本。
『アクロイド殺し』
恥ずかしながら、初読です。
うわぁ。うまい小説だなぁ。
よく名前を聞くミステリの要素はこういう風なものなのかと思いました。
今でこそ、これを元にした小説がいろいろあるから普通だけど、これが初めて出たときはそりゃフェアアンフェア論争起こるよな……。
ネタバレしていない状態で読めてよかったです。
コナンの某台詞を信条としているので、犯人に自殺を勧める探偵とか大嫌いなんですが……。
というか、カボチャ栽培って何。

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2011/11/15 (Tue) 未選択 TB() CM(0)

唯 此の瞳に映る 風に踊る田菜

悩み継続中です。
コンプレックスが原因で、どうしようもないことで、これからもたぶん悩み続けるんだろうと思う。
量の問題と質の問題で。
ただ、サークル内での立ち位置確立できたら楽なんだろうと思う。「この人はキャラ読みする人なんだ」程度でいいから。
自信と度胸を手に入れたい。

でも読書量……マジ頑張らなきゃ。
今まで古典避けてきたツケがまわってきた感じですね。

ただ、最近入ってきた方がどうやら腐男子らしいので、それは良かったです。
こっちもメジャーどころ読んでないんですけどねー。

読んだ本。
『空飛ぶ馬』
あれ?
期待してたほど、女性の文章って感じしなかった。
夢水みたいな感じかな。女の子一人称の地の文をおじさんが書いてる、って。
日常の謎としても、おもしろいと思います。赤頭巾の話が好き。
なんで「嫌な女」か分からない。人の気持ち分からない人間です。というか、女性に対する意識の違いかな。時代の違いとか。
落語聞きたい。
実家にいた頃は母がCD持ってたからいろいろ聞いてたんですが。

『リロ・グラ・シスタ』
読みやすかった。
なんでこんなに人が死ぬのって思った。
最後まで真相はよく分かってなかった。想像してたことはいろいろあったけど。
『消失グラデーション』に似てる感じがした。けど、消失~の方はテーマ性明確で、こっちは論理やトリックが主な感じがする。

『虚言少年』
馬鹿だなあ(笑)
京野は京極先生のイメージの写しみたい。詭弁とか時代劇とか。
さりげなく、考えさせられることも書いてあるよね。
理想と違うからって現実を全否定しちゃ駄目だとか。運動会は約束事の勝負だとか。
中途半端に極端な風潮に対して。

『天使が開けた密室』
うーん……。
ミギーさんの絵に惹かれて読んでみたけど、微妙。
キャラクター小説なのにキャラがあまり好きじゃないから。どのキャラも絶対に実在しなさそうで。誰にも感情移入できないし、共感できないし、萌えない。主人公たちが男の子だったら違ったかもなあ(笑)
「心の密室」とか、気障すぎる……。単なるワイダニットでしょ。
全体的に、90年代の少女マンガみたい。CCさくらとかあんな感じ。
あと、犯人も普通に分かるよね。探偵役も事前情報なくても出てきた瞬間に見当つくし。
本格なんだよね。本格って何なんだ。
でも何故か続きも読みたい。

『三崎黒鳥館白鳥館連続殺人事件』
こういう作品を読むのは初めてなので、驚きました。
そっか、バカミス……。
もったいぶった語り口で、オチはそれなの? っていう脱力感に襲われます。
なんていうか、小説じゃなくてミステリだよね。
こういうの好きな人って人間不信にならないのかと思った。
あんまり好きじゃないかなあ。
作者が主張しすぎてるところも、好みじゃない。
なるほど、サブリミナル効果って意味ないのかも。

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2011/11/10 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

いつから恋って気付いてた?

今日は蜜柑の日らしいですね。だからといって何もしませんが。
その代わりに、文化の日らしく文化的な一日を過ごしてました。
府庁に行ったり教会に行ったり有栖川宮邸に行ったり。
洋風建築大好きです。彫刻とか木象眼とか細かいところまで美しいんですよね。ステンドグラスとかも綺麗で。
府庁旧本館の中庭には桜が植わっていて、廊下から見ると目線の高さに鉛硝子越しに桜が揺らめいて、それは幻想的なんだそうです。
見てみたい。春も行こうかしら。

あと、チョコレートで有名なお店だとか、スフレで有名なお店だとかに行ってきました。おいしかったです。
近いからまた行く。

ツイッターでは最近ずっと言っていて、目障りかもしれませんが、最近悩んでることがあります。
きっかけは先週金曜日に、サークルの友達に三崎亜記勧めたんです。翌日が講演会だったんで。
でも、結果は惨敗。「以前読んだけどあまり好きじゃない」と言われてしまいました。
で、その場には読んだことない人もいたんですが、その人に対して「星新一から毒抜いて長くした感じ」と説明されてしまって。
同じような作風だったらこの作家とかあの作家とかの方がいいよね、って盛り上がってて、でも私はその人たち読んでなくて。
読んでないからってのもあるけど、反論できなかったんです。好きというのを理由つけて論理的に説明できない。だからいつも布教下手なんだろうなぁ。だから好きなものについて語る人を見るのが好きなんです。
たぶんだけど、そうした作品読んでそれ好きになっても、三崎亜記の作品を嫌いになるわけじゃないと思うんです。
ちょっとだけ現実から乖離した世界だけど、住んでる人たちは普通の人で、それを記述する言葉は硝子みたいなんです。そういうところが好きで、似たような小説でもっとおもしろいものがあっても、それは三崎さんの小説とは別なんです。
作品自体の良し悪し、好き嫌いはあるし、嫌いなのは仕方ないけど、好きって言って勧めてる人の前でそんなにdisらなくてもなぁと思ったり。私もやってるかもしれないから、気をつけないとですね。
で、やっぱりその根底には読書量の違いってのはあるんだろうなと落ち込んだり。
そんな感じでした。

読んだ本。
『メルカトルかく語りき』
もやもやする。論理だけじゃないんじゃなかろうか。論理的には犯人が導かれても、実際はそうじゃないことだって、その逆だって、有り得る。

『鴉』
カインとアベルなんて兄弟につけるって悪趣味っていうか象徴的だよね。そんなの、兄が弟に嫉妬して、殺人起こるのわかりきってるじゃん。言霊というか、名前は一番短い呪なんだし。まあ、そこからのあれやこれやがトリックでしたが。
『本日は大安なり』の双子の話ちょっと思い出した。
メルカトルはともかく、龍樹頼家は好きなキャラかも。悲しいなと思った。
これはいつ頃の話なんだろう。
麻耶さんは変な宗教書くのがうまい印象です。
一つ目の国では二つ目の人が異端になるみたいな話思い出した。

『ツナグ』
いい話。ミステリではなかったかな。
親友の話が印象的でした。女の子の友情って……。でも嵐にすごく感情移入できた(笑)
あと、待ち人の話も好き。純愛。こんな風に愛されてみたい。
秋山ってやっぱりあの秋山先生の一族と関係あるのかな。

『氷菓』
再読。
氷菓の由来しか覚えてなかった。
ミステリとしては弱いかもだけど、青春小説としては好き。
皆初々しい。というか、これと比べると最新作では成長したよね。1年経ったら当然か。
折木もまだ省エネで懐かしい。この頃はまだえるとどうにかとか思ってないんだろうな。

『ノーマジーン』
7、8歳くらいの知能の赤毛のサルって言われたら、まぁリベザル思い浮かべますよね。
なんだろう。切ないなぁ。
今まで読んだ初野さんの本に比べたらそんなに重くないし、わかりやすいメッセージもなかったけど、テーマは概ね変わらないよね。
なんでその装置を創世記の箱にしたんだろう。善悪の知恵、ってこと? でも林檎を取っても知恵はつかなかったじゃん。それが救いなんだろうけど。

『QED 伊勢の曙光』
沙織ちゃん、結婚!?
弥生先生……。会っちゃいましたね。
西田くんまで。オールキャラ総出演みたいな。最後ですしね。
この日本武尊が剣置いてった話とか、女鳥王と速総別王の話とか、ちょうど最近記紀歌謡についての授業で聞いた内容でした。
天照男神説は斎姫のシリーズで読んだような。
で、祀る神と祀られる神か。なるほどね。

オチが微妙。
いや、いい雰囲気なんだけど。だいたい想像つくけど。言葉にしたら野望かもしれんけど。
でも! 何て言ったか気になるじゃないですか!

『恋のドレスと陽のあたる階段』
犬に襲われるのは、怖いよね……。
リコまた出てくるのか。
クリス強くなった気がする。
ドレスかわいい。
シャーロックかわいそう(笑) なんで大嫌いって言われたか、分からないんだろうな。

『推定少女』
結局どこまでが現実なの? 本当に宇宙人なの?
問うことは野暮なのだろうと思いつつ、気になる。
誇張しすぎていてリアルとは思えない。中学生の頃こんなではなかった。でも、焦燥感とかぐるぐるとかはまぁあったし。大人になってそういうの書けるのはすごいな。
話を聞いてくれない大人が嫌い。こういう話読むたびに思う。

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2011/11/03 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

ハッピーエンドにはまだ遠い

今日は、近隣の大学で三崎亜記先生の講演会が開催されたので、それに行ってきました。
初めて生で見ました。著者近影より髪伸びてましたね。
文章から想像していた姿とは若干異なりました。もう少し神経質そうな人かと思ってた。ガラスのイメージだったけど、どちらかというと水風船でした。
講演内容は作家になるにはみたいな感じでした。
視点の変換とか置き換えとかは、ああ三崎さんらしいなと思った。自分もその技が使えるかはともかくとして。

以下、個人的な話になります。
大学に入ってから、「作家」が身近になってしまったんです。
サークルのOBでデビューされてる方も何人もいらして、お会いしたことある方もいるし、最近は同い年で作家の方が入ってきたみたいで。
同い年の方とは劣等感とか嫉妬とかでまだちゃんと話ができる気はしないのですが。話すこともないですし。
先輩方も、機関誌に載せてた作品はすごかったし。
でも、努力も投稿もしていない私は何も言えないんです。
うらやましいも、こういうのが書きたいも、言ってもどうしようもない。書かないことには、羨むこともできないんです。でも、比べてしまうと自分の文章が書けないですし。上を見ても下を見ても限りない。
そこで一度諦めて、また一歩一歩、できることをしていく――ってのがまぁ今回の講演の結論でしたが。

あ、でも挑戦したことはあるんです。ちょっと宣伝ですが。
文学フリマで販売される妖怪系同人誌『へんぐえ~桔梗~』に、『初恋』短編を載せていただきました。
文フリ、参加される方は手に取ってみてくださったら嬉しいです。

読んだ本。
「沙高樓綺譚」
不思議な話。もやもやする。一番謎なのはマダムかな。
文章は好み。すうっと入ってくる感じ。ずっと読み続けていたい。
ちょっと怖いような、でも怖さが感覚として受容できない。
映画の話は悲しかった。新撰組好きなんだけどね。あの時代の人は、懸命だったんだなって。私からすると去年亡くなった曾祖母のもうひとつ前の世代くらいかな。普通に歴史の教科書に載ってることだよ。でも、そうじゃないんですね。今でいうなら戦争とかがそれかな。昔だけど歴史じゃない。

「キング&クイーン」
よく調べてあるな、って思ってしまう。そういう小説はあまりよくないと思うんだけど。作者の意図とか感じさせず、登場人物の、あるいは物語の意思として読めるような話が好きです。
チェス盤で暗号はコナンで見たなぁ。2回くらい。いや、1回は囲碁か。
え、何、叙述だったの!? フェアじゃないかもしれないけど、すごい。……ああ、こういう視点で読むの嫌なのに。
首藤さんが気になります。

「となり町戦争」
講演会のために再読。
前は気づいたかわからないけど、これはニュースの中の戦争みたいなものなのか。現実にどこかで起こってるはずなのに、生活に影響はないし現実感ないけど、たしかに戦争は行われていて、戦死者も出ているみたいな。
三崎さんが戦争知らないから戦闘シーン書けなくて、それを逆手にとってこのような設定になったらしいです。

『世界一初恋 ~横澤隆史の場合』
過去話じゃなかった。あーこれ6巻のあのシーンかって分かって楽しかった。
まさかあの人がこういう性格だとは思ってなかった。
口絵が結構アダルティな感じしたけど、そこまででもなかったですね。
ひよかわいい。
結局高野さんとはどっちが受けだったのか。
途中の女性編集者の描写がすごく共感できた。真実は重要じゃなくて、『妄想』だから楽しめるんだよね。たしかに。それで、事実だと知ったら気安く騒げない。
っていうか、この会社大丈夫なんだろうか(笑)
取締役があれで、少女漫画雑誌編集部があれで少年漫画雑誌編集長がこれで、売れっ子小説家とか少女漫画家があの人たちって、どんだけホモ多いんですか。
もう統合しちゃえばいいんじゃなかろうか。世界一ロマンチカ。

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2011/10/30 (Sun) 未選択 TB() CM(0)

いつか結ぶ運命の糸は

最近、日記というか週記になってきてますね……。
思ったことはすぐついったで呟いちゃうからなんですけどね。
知られるのまずくて呟けないこともあるけど、ここ見つかるのも時間の問題のような気もするしね。
読まれてまずいことはそんなにないと思う。たぶん。恥ずかしいことはいっぱいあるけど。
本の読み方とかもね。いまだに分からないよ。キャラ読み、BL読み、文体や雰囲気に酔ったり。邪道なんだろうとは思うんですが。
じゃあどこに注目するかっていったらたぶん推理小説ならトリックで、でもトリックの良し悪しとか分からないし、どんなにいいトリックでも評価高くても好きじゃない作品もあるし。
オールタイムベスト考えるのが苦行でした。好きな小説と好きな推理小説は違うもん。
海外作品あんまり読まないから半分以上カニバリズムものになってたし。読んだけど好きじゃないのも多かったせいですかね。
そのためにブログの読書記録をここ2年分くらいまとめてました。
意識してミステリ読み始めたのは結構最近で、そういえばそうだったなと思った。
だって京極も作家アリスも某同人サイトから入りましたし。そこがどちらかというと火村先生多かったから学生アリス読んでないし。いつか読む。
意識して読むようになったのは行きたい大学決めてからか。本末転倒というか何というか。でも結果オーライよね。

読んだ本。
『本日は大安なり』
双子姉妹が百合っぽい。けど片想いなのか。微妙だな。意識してて、好きで嫌いでややこしい。コンプレックスか。
これで、救われたのかな。どうかな。
鈴木嫌なやつだな。全部人のせいじゃん。

狐塚!?
狐塚かっこよく見える。
東なんていたっけ? 浅葱しか目に入ってなかったからもう一回読み返したい。
貴和子もいたようないないような。ってかこれはあの事件の前の話でいいんだよね?

バイト先思い出してつらい。私も頑張らなきゃなあ。「夢の世界」の演出。できて手助け程度だけど、台なしにしないように。

なんだか、辻村さんの作品にしては痛くないし伏線回収もないし、満足しきれないです。
話としては普通にいい話なんですが。
辻村さんの世界好きだから読んでたけど。『子供たちは~』のキャラ出てくるって聞いたし。
有川さんの作品にありそう。たぶんそれはもっとテンション高い小説なのでしょうが。

『消失グラデーション』
タイトル聞いてハルチカみたいと思ってたんだけど、表紙もそれっぽかった。
地の文の「=」がうざいかな。言葉で説明すればいいのに。
叙述っていうか、性の問題の話だよね。いや、叙述ではあるけどうまくテーマに合ってる。
サマー・キャンプ?そんなこと実際にあるんだ。
誰がヘテロで誰が女好きで誰が男好きなのか。
恋愛は自由だってのは分かるような分からないような。強制はされないけど、自由意思ではできないよね。
ヒカル君パートが意味分からない。役割は分かるけど、そうある理由はないじゃん。単にこのキャラが嫌いなだけかもしれません。
うまくできた話だと思うし、いろいろ考えさせられるけど、好きな文章ではないかな。

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2011/10/25 (Tue) 未選択 TB() CM(0)