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妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

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2024/04/27 (Sat)

2019年のまとめ

ご無沙汰しております。
いつのまにか2020年になっていて、遠いと思っていた未来がいつの間にか今になってしまっている慄きでいっぱいです。

このブログの惨憺たる有様を見てわかるとおり、昨年は読書の記録をあまりつけていなかったのですが、ここ何年かやっているので、1年の読書に関するまとめを。
記録がある・思い出せる限りで2019年の読了冊数は90冊でした。うち、再読を除くと85冊。
覚えていないのがもうちょっと増えるかも?
とはいえ、100冊はなかなか遠いですね……。
12月にラノベを30冊くらい読んだからこの冊数になっているので、なおさら。

2019年の読書的トピックといえば、「うちの執事の言うことには」映画化でしょうか。
10年以上大好きな高里先生の作品が実写化ということで戦々恐々としてました。
それに伴なっていろんなキャラにスポットライトをあてた短編群を発表してくださって、原作ファンへの対応が手厚くてありがとうございますって感じでした。
デビュー20周年の年に薬屋の新刊は出なかったけど、なんといっても2020年は薬屋元年なので、何かしら動いてほしいなと期待してます。3月になったら栃木に聖地巡礼とか行こうかしら。


結婚パーティーのときに参加してくれたみんなの愛読書を読んでコメントを書くという、今思い返すとなかなか大変なことをしたのですが、それで新しい作家・作品との出会いがありました。
そのときに読んだ中では「星は、昴」と「マルドゥック・スクランブル」が特におもしろかったです。でもヴェロシティが破滅に向かう予感しかなくて2冊目までしか読めてない……。

ほかには、やっぱり十二国記ですかね。
大学生の時に読んだときにはそこまではまれなかったけど、新刊が出るというので前回読んでなかった「魔性の子」「黄昏の岸 暁の天」含めて読み返してみたら、めちゃくちゃおもしろいですね……?
「白銀の墟 玄の月」読み終わって泣いた。魔性の子を経た泰麒の強さがつらい。

あと、上にも書いた12月にラノベを一気読みしたのがコバルト文庫から出てる「風の王国」シリーズでした。
十二国記読んで、ほかにも中華系少女小説読みたい…もっと軽いもの…ってなって手に取った作品。
7世紀に実在した唐から吐蕃に輿入れした公主が主人公で、政略結婚の相手と恋に落ちて…という王道な感じで始まるんですが、結構政治的な要素が多めでおもしろい。
そして先に実在の人物のほうのWikipediaを読んでしまったので、主要キャラクタが死ぬことをネタバレされてしまい、良く描かれれば描かれるほど死までのカウントダウンがつらかった。
チベットとウイグルの違いとか位置とかちゃんと認識してなかったし、読んでもぼんやりとしているけれども、おもしろかったです。
全巻読んだ後で改めてWikipediaでチベット史読んで、え、この人も実在するんだ!?って驚きがいくつもあった。

上記の冊数にはマンガは含んでいないんですが、小説よりもむしろマンガを読んだ1年だったと思います。
読んだ量も私にしては多かっただけでなく、おもしろい作品と多く出会えた印象です。
年末年始に「BANANA FISH」を読んだのから始まり、「七つ屋志のぶの宝石匣」「メタモルフォーゼの縁側」「違国日記」「長閑の庭」「舞姫テレプシコーラ」「地球へ…」「桜蘭高校ホスト部」「下天楼」「木曜日のフルット」「ランウェイで笑って」などなど、新旧おりまぜていろいろと読みました。
特にはまったのが「パタリロ!」文庫版全50巻で、新婚旅行の飛行機の中で読んで怖さを紛らわしてました…。
あと明治カナ子の「坂の上の魔法使い」三部作がすごくよかった!
人に薦めたいマンガです。ファンタジーであり、BLであり、それだけではない愛の物語で、とても良かった…。
だいたいはKindleで読んだので、電子書籍は特にマンガを読むのに便利だなぁと思ってます。
なにより、1巻読み終わって続きが読みたいってなったらその場で買えるのが……おそろしいですよね。

そんな感じの2019年だったわけですが、今年こそは100冊読みたい(って毎年言っている気がする)し、ちゃんと読んだ本の記録をつけるようにします。
本年もよろしくお願いいたします。

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2020/01/06 (Mon) 日々の徒然 CM(0)

ミステリーウェディングをしました(謎解き編1)

案の定、以前書いて続きは後日と言ってからかなり間があいてしまいました。

前回の記事の最後で「次は招待状」と書いたのですが、ペーパーアイテムまわりがプランニングをしていただいた会社のほうで事例紹介的な感じで使われていて、同じこと書いてもなと思ったので、招待状については割愛します。
ペルソナ5を参考にした予告状的な招待状&裏面に謎解きで会場を示唆、それだけではさすがに不親切にすぎるのでもう1枚探偵の調査報告書的なデザインで日時・会場・会費・地図等をまとめたもの、そして愛読者カード風の返信葉書と謎解きに使うスリップという4種セットで作っていただきました。
これだけの完成度のものを作ってくださったデザイナーさんに感謝です。



あ、デザインと関係ないところで、文面の話。 
予告状っぽいデザインがいいですと言ったものの、デザインしてもらうためには当たり前ながら素材が必要なわけで、予告状っぽさを出しつつ結婚披露パーティーの招待状っぽさを失わないテキストを考えるのが難しかったです。
そういうパロディ的なおもしろいものを作るセンスが、私も配偶者も残念ながら欠けているので。
上記がその努力の結晶。
予告状なので、暗号めいた文面にしたいよねと思って、最初数行はいかにもって感じの文面にしたんです。怪盗キッドを参考にして。
日付を表すのにいい表現ないかなと試行錯誤をした結果が、霧舎学園だったっていうそれってどうなのって感じになったんだけれども、送られた人の何人かは気づいて笑ってくれただろうか。
ちなみに私は00密室しか読んでないですごめんなさい。
あとけっこう深夜テンションで考えていたので、下3行が煽っていくスタイルなのも、今考えると相当あれですね。
とはいえ、我々がやりたいのが普通の結婚式・披露宴・2次会ではなさそうだなっていうのが一目で分かる点はよかったと思います。そういうのをやりたいから、このノリにつきあってくれそうな友達だけに招待状を送っているわけですし。内心でイタいとか寒いとか思われてる可能性もありますが……。

それから、私も配偶者も甘いものが好きなので返信用葉書の切手をスイーツ切手にしたのと、女性ゲスト送付分にだけスイーツ柄折り紙を使って封筒に飾り紙を貼ったりとかもしました。
この辺は正直情報サイトに踊らされていた、だって事例見るとかわいくてやってみたいと思っちゃうんだもん。
あと、封筒に貼ったシールもデザイナーさんに作っていただいたもので、十角館の見取り図的な十角形のシールでした。


招待状については以上として、今回は自分たちで作成した謎解きについて書くことにします。


前回の記事でも書いたように、謎解きはぜったいしたいことだったので、それをどうやってパーティーの中に組み込んでいくかをプランナーさんと話し合いをしていきました。
どうせやるのなら、ただ余興として謎解きをやるだけではなくて、全体の流れの中でそれをやる意味づけというかがほしいと思っていたんです。あと、明らかに脱出ゲームや謎解きをやり慣れている人とそうでない人とがいるので、勝ち負けを決める感じにはしたくないとも思っていて、その上で解いてもらうモチベーションを作りたいというのもありました。
そこのプロデュース会社の方針として、パーティーを通してゲストに新郎新婦を知ってもらって改めて祝福してもらうみたいなプログラムを会の中に組み込むというのがありまして、じゃあそれにしようということになり。
「余興で謎解きをやれたらいいなぁ」がいつの間にか「結婚披露謎解きパーティー」くらいのウェイトになっていました。

最初に決まったこととしては、「数字錠のついた箱を開けると、パズルのピースが入っていて、そこにメッセージを書いてもらう&みんなでパズルを完成させる」というゴールです。
そして目標として、謎解きを通してゲスト同士に交流が生まれてほしいということ。

それから、プロフィールブックの中でいくつかの項目を空白にしておいて、そこを埋めることによって新郎新婦について知ってもらうのをすると結婚パーティーっぽいかなっていうのもわりと早いうちに決まりました。
これは年末に金沢旅行をしたときに、謎屋珈琲店で遊んだリドルカフェにインスピレーションを得たんだったかな。

自分たちで作ることにしたものの、脱出ゲームに参加したことはあれど、作るのはこれが初めてだったので、とても大変でした。
まず何をすればいいのかがわからない。
とりあえずSCRAPの「リアル脱出ゲームのすべて」とか読んでみたけど、参考になるようなならないような。
役に立ったのは、自分の結婚式で謎解き要素を入れましたというブログでした。新郎新婦にまつわるクロスワードを作ったという記事を見て、これやりたい!と。
会場内の特定の属性の人(つまりどちらかの特定の時期の友人とか)しか知らないようなことをカギとしてクロスワードを解いてもらうことで、無理矢理にでもゲスト同士で会話をさせたいと思ったんです。

とにもかくにも謎解きの流れを決めなければということで、まずは数字錠を開けるまでにどのくらいの段階を踏むかの設定を決めました。
フローチャート的なものとかを書いて。
テーブルごとに一応チームを作って解いてもらうことにしたので、その人数プラスアルファくらいの小謎を作ることは決まっていたのですが、そこから数字錠を開ける4桁数字をどうやって導かせるかについて試行錯誤しました。
あの、脱出ゲームとかでよくある、答えの単語を並べて何文字めかを読んでいくと次の指示が出てくるというのをしたかったのですが、それは断念しました。
プロフィールブック内の空白を埋める=自分たちに何らかの関係のある単語にする、かつ、何文字めかを読むと文章になる、という条件を両立しつつそれらが答えになりそうな問題を作るのは、謎づくり初心者には難しすぎたので。
そして、上記のクロスワードをどこに入れ込むかということも悩みました。
ゲスト同士会話をさせるなら全員同じタイミングで解き始めないといけないけれども、ほかの謎との兼ね合いとか、次の謎にどうやって誘導するかとか。
解答をチェックして次のヒントなり謎なりを渡すというのが、答えで誘導しないでいいので謎づくりは簡単になるけれども、何度もチェックポイントがあると煩雑になるし、2時間半のパーティーの中で、ケーキカットとか食事とか他にすることもあるのであまり時間をかけすぎられないし、みたいな。

最終的に決まった流れとしては、
1.テーブルごとにクロスワードが入った封筒と小謎カード8枚が入った封筒、2種類を配る(筆記具も)
2.まずクロスワードから解いてもらい、解き終わったら小謎の封筒を開けてもらう(封筒に1、2と順番を記入しました。正直、良心とフェアネスに期待するしかなかった)
3.小謎を解くとプロフィールブックの空白が埋まる
4.高砂にプロフィールブックを持ってきてもらい、答え合わせ
5.合っていたら数字錠を開ける4桁数字の解き方が書かれたカード入りの3枚目の封筒を渡す
6.小謎の答えや解き方を再利用しつつ4桁数字を割り出し、箱を開ける
という感じでした。
けっこう煩雑ですね。
当日は時間も押してしまい、司会者の方が何度も食事をしながら謎を解いてくださいと促してらしたのが印象的でした。

けっこう字数が多くなってしまいましたので、これでいったん切ります。
個々の謎については次回。
……次回はもうちょっと早いうちに書けるよう頑張ります。

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2019/09/11 (Wed) 日々の徒然 CM(0)

ミステリーウェディングをしました(準備編1)

私事で恐縮ですが、かねてよりお付き合いしておりました方と入籍し、先月パーティーを行いました。
個人ブログに私事以外なにを書くんだという突っ込みは置いておいて、いろいろがんばったのでまとめておきたいです。どうぞお付き合いください。


まず結婚式をやろうとなったときに、はじめにやりたいことやりたくないことを整理していきました。
結婚式自体には憧れがあったので、できればやりたい。私のほうの祖父母は存命なので、花嫁姿を見せたい。でも仕事関係の人は呼びたくない。結婚相手とは大学時代のサークルで出会ったので、そこでの共通の知人をたくさん呼びたい。ウェディングドレス着たい。好きな神様の祀られている神社で挙式をしたい。美味しいもの食べたい。……などなど。
たがいに矛盾する希望もありつつも、この辺の方向性はわりとすぐに合意にいたり、
①親族のみでの神前式プラス会食
②友達のみでのパーティー(1.5次会)
の二部構成で結婚式を行うことになりました。
便宜上、以降①を式、②をパーティーと呼びます。かつ、主に②の話をします。

①の式に関しては、とにかくこの神社で挙げたい!ってのがあったので、直接資料請求→提携している会社をいくつか紹介されるので話を聞きに行く→見学の際に羽織らせてもらった衣装に一目惚れ&価格やプランがちょうどよかったので契約
ちょっとプランナーさん信用できないなとか思いながらも、基本お任せで進めていきました。
当日はすごく楽しかったです。
ミッキーマウスが好きな人がディズニーランドで挙式するくらいのノリで、この神社でやりたい!って思っていたので、それが叶って大満足でした。
普段は入れないような場所で写真を撮ってもらったり、名前を読み込んでいただいた祝詞にテンションがあがったり(もっと勉強しておけばよかった!)、巫女舞に見とれたり、三々九度と親族固めの杯でお酒の味が違うんだなと思ったり、全部が楽しかったです。
会食でも、話に聞いていたよりも全然食べられました。天ぷらはきつかったけど……。美味しかった。
衣装も、上記の一目惚れした色打掛がミントブルーの地に白で百合や薔薇など洋風のお花の模様というちょっと他にはない色柄で、とても好みだったので、暑くて重かったことを除けば本当に良かった。

②のパーティーについて。
初めは「友達だけ呼ぶ」「自分たちらしいことをしたい」「余興で謎解きとかできたらいいなぁ」くらいの気持ちで、こちらもプランニングの会社をいくつか調べて連絡して話を聞きに。
この時点で開催予定日からちょうど半年くらい前で、たぶん少し遅め。
1.5次会のプロデュース会社自体はそんなに多くないし、パックプランではなくある程度やりたいことができて、値段がそこまで高すぎなくて……で絞って資料請求して、話を聞きに行ったのは2社でした。たぶん少なかったのではと思う。
片方は若干のごり押しが気になったのと料金が不透明だったのがネックで、あと応対してくれたプランナーさんが教養低そうだったので、そうではないほうの会社に決めました。
……というのも後付けに過ぎなくて、結局は決めた会社に話を聞きに行ったときに過去の事例の写真とかペーパーアイテムとか見せてもらったのが、本当に自由で楽しそうだったのでここにしたいってなったんだと思う。
あと、決めたほうの会社は最初の日は絶対に契約をしないというシステムだったのも好印象でした。いったん家に帰って考えて、それでも弊社が良ければ契約をしてくださいみたいな。今決めればお得みたいなのが蔓延るなかで、誠実さを感じた。
謎解きがあるパーティーもやったことあります!って言っていたし。
謎解きは某脱出ゲームの会社に頼もうかと思っていたのですが、予算に見合わず断念。自分たちで作ることになりました。このときは、まさかあんなに大変だとは思ってもいなかったのです……。

そんな感じでプロデュース会社を決めました。
流れとしては、初回打ち合わせ前にメールで質問事項が送られ、それに答える。2人の出身、職業、出会いからの経緯、趣味、パーティーでのこだわりたいことなどなど。それをもとにコンセプトとテーマ、大枠の進行を決めるのが初回~2回目の打ち合わせ。次にそれが実現できる会場を紹介してもらう。
テーマは二人共通の趣味である小説(推理小説)、タイトルが「MはミステリのM?」に決まる。
タイトルは容疑者Xをもじった感じのとかXの悲劇をもじった感じのとかいろいろ提案していただいたのですが、どれもピンとこず、こちらから提案したものになりました。
たぶん推理小説とかあんまり詳しくないだろうに、調べて提案してくださったのはすごいなと思った。
会場も2か所くらい見学に行き、どちらも雰囲気がアンティーク調でとても素敵でした…。決めてになったのは料理の味。といっても試食したのは片方だけだったのだけれども、デザート含めて試食できたこと自体が決めてだったかもしれないw
会場決定が1月頭くらいでした。
日取りは式と同じ日にする手もあったのですが、別々の会社に頼んだのと、式のほうを実家周辺の私の親族が日帰りできそうな時間帯に設定していたため、その後だと時間が遅めになりそうだったので別日に。翌日は疲れて大変ですよ、と言われて2週間後にしましたが結果的に間をあけてよかったです。実際、式の翌日は疲れ果てて転がっていた。

式と日取りが決まったので、次は招待状!

字数が多くなってきたので続きは後日。

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2019/06/19 (Wed) 日々の徒然 CM(0)

二次元や三次元 容赦もなく阻む境界線

ぼうっとしていたら、あっという間に年が変わってから1週間が過ぎていて慄いています。
こうして何もなさずに終わっていってしまうのかなぁ、なんて。
そんなことがないように頑張っていきたいと思っていますが。

というわけで、かなり遅くなってしまいましたが、昨年の読書の総括と今年の目標。
2017年は、新しく読んだ本が84冊で再読含めると96冊。
……年々減ってきているのがつらいです。
そろそろ歯止めをかけたい。

特に印象に残っている本を10冊(シリーズ)。だいたい個別記事書いているので書名だけ挙げておきます。
ほぼ読んだ順に。
『おにぎりスタッバー』『ひとくいマンイーター』
『子供たちは狼のように吠える』
『図書館の魔女』シリーズ
『あとは野となれ、大和撫子』
カブキブ!シリーズ
『幻想風紀委員会』
『ホワイトラビット』
私立探偵沢崎シリーズ
『13・67』

別枠で、『君にまどろむ風の花』。これはもうシリーズ新刊が出てくれただけで嬉しい。
ファンの方々の読書会にも参加させていただいて、読み飛ばしていた萌えポイント(プチトマトに親近感覚えるリベザルとか)に気づいたり、考察を伺ったりも楽しかったです。

このブログでは主に小説の感想しか書いてないんですけど、2017年は私にしては多くマンガを読んだなという印象でした。
いつの間にかkindleに入ってるので(笑)
『宝石の国』『魔法使いの嫁』『ボールルームへようこそ』『ヨコハマ物語』など。
ええ、見ての通り、アニメがきっかけで読んだのが多いわけなんですけど。
それを言ったら小説だってバチ官もカブキブもアニメがきっかけで読んだので、なんかそんな感じの一年だったのかもしれないです。


一年ほど前、このブログで2017年の目標として「名著を読む」みたいなことを言っていたんですが、そのときに想定していたいくつかの本は読んだもののなかなか達成できていないです。
そんな感じの状況で今年の目標を言っても……という気持ちもあるんですけど、言葉にして書き留めておくことである程度は心がけることができるかも、と期待して。
今年の目標は、物語以外を読む です。
大学卒業してから年に1冊くらいしか専門書というか物語以外の本を読まなくなってしまったんですよね。大学生だったときも、そんなに真面目な学生ではなかったんですけど。
日本史関係の専門書とか、学術系文庫とか新書とかを、読むようにしたい。

あと、もうちょっと何かしら書く。


記事タイトルについて。
昔から続けていたのだけれども、ここで書く内容とかもだいぶ変わってきたし、どうしようかと思って、今回でこの形式は終わりにしようと決めました。
ので終わらせるためのフレーズを選んだ。
ここを見ている大半の人にとってはどうでもいいことだと思うんですけども、なんとなくその旨を書いておこうかと思いました。

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2018/01/08 (Mon) 日々の徒然 CM(0)

数学者は書斎に

明けてました。おめでとうございます。
最近は一年がたつのがあっという間で、振り返ることがこわくなります。
今年は少しでも、良い人間になれたら。
という願いを込めての記事タイトルです。

決心はにぶるだろう今年も
しかし去年とちがうだろう
ほんの少し

大学二回生のとき、定演のアンコールで歌った、大切な曲。


そんなわけで、去年のまとめ。
2016年に読んだ本は、再読を入れると123冊、新規で読んだのだけだと94冊でした。
なんでこんなに差が出るかというと、夏~初秋にかけてマリみてを再読していたんですよね。お釈迦様もみてるの未読分を読んだのがきっかけで、気になって、読みたい巻だけでも拾い読みしていたらこんなことに。

ほか、特に印象に残った本たち。
・アドリアン・イングリッシュシリーズ
M/Mという、アメリカで書かれたBL小説。で、ミステリ。どちらかというとサスペンスよりですが。
とにかくおもしろくてはまりました。
心臓に病を抱えたゲイのミステリ作家兼古本屋と、隠れゲイの刑事の話なんですけど、この二人の関係性がとてもめんどくさくて好き。
特に刑事の方が、ゲイなんだけれどもマチズモにとらわれていて、職場に彼女はいるけどSMクラブに通って性欲発散してたりで、そのせいで主人公との関係がこじれにこじれるんですよね。4巻とかほぼお前のせいで起きた事件だよな、って思う。
全5巻のうち、2巻が一番幸せで、3巻4巻は読んでてしんどいというあたり、なんなのって思う。

・『螢』
今まで読んだ麻耶作品で一番おもしろかった。

・『雨の日は神様と相撲を』
グローバル化に直面した神様が、どう生き残っていくかというお話。
ぜひ続編出してほしい。

・『十二人の蒐集家/ティーショップ』
奇妙な味、なのかなぁ?
様々なものを蒐集する十二人の話と、ティーショップで語られる物語。色のイメージが鮮烈で、不思議な世界に迷い込んでしまう感じ。
この作者のほかの作品も読んでみたい。

・『江戸の妖怪革命』
虚実妖怪百物語では呼ぶ子とともに百鬼夜行を呼び出していた香川さんの本。
キャラクターとしての妖怪の話で、興味深かったです。

・『三月のライオン』
アニメから入って、原作マンガも読みました。読み始めたら止まらなくて、気づいたら二周三周していた。
零君が少しずつ、だけど確実に成長していっているのが良いなぁと思います。12巻で、ごく普通に人を頼れるようになっていたところが、感無量でした。
あとバンプの曲はいいですよね……。世代だからかな。

さて。
2017年の読書的目標は「名著を読む」です。
いい年して中二病の名残で、有名な本はなんとなく手を出さずにきてしまっているのですが、今まで敬遠してきた名作を、小説/学術書問わず一冊でも多く読んでいけたらと思います。
「名前だけは聞いたことあるけど……」みたいなのを減らしたい。
あとやっぱり百冊以上は読みたいですね。

それから、昨年は記録をつけるのを一時期さぼっていて集計にちょっと手間取ったし、もしかしたら漏らしているかもしれないので、今年はこまめに読んだ本を記録しよう。
ブログでも、がしがし感想を書いていこうと思います。

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2017/01/04 (Wed) 日々の徒然 CM(0)