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2024/05/08 (Wed)

ミステリーウェディングをしました(謎解き編1)

案の定、以前書いて続きは後日と言ってからかなり間があいてしまいました。

前回の記事の最後で「次は招待状」と書いたのですが、ペーパーアイテムまわりがプランニングをしていただいた会社のほうで事例紹介的な感じで使われていて、同じこと書いてもなと思ったので、招待状については割愛します。
ペルソナ5を参考にした予告状的な招待状&裏面に謎解きで会場を示唆、それだけではさすがに不親切にすぎるのでもう1枚探偵の調査報告書的なデザインで日時・会場・会費・地図等をまとめたもの、そして愛読者カード風の返信葉書と謎解きに使うスリップという4種セットで作っていただきました。
これだけの完成度のものを作ってくださったデザイナーさんに感謝です。



あ、デザインと関係ないところで、文面の話。 
予告状っぽいデザインがいいですと言ったものの、デザインしてもらうためには当たり前ながら素材が必要なわけで、予告状っぽさを出しつつ結婚披露パーティーの招待状っぽさを失わないテキストを考えるのが難しかったです。
そういうパロディ的なおもしろいものを作るセンスが、私も配偶者も残念ながら欠けているので。
上記がその努力の結晶。
予告状なので、暗号めいた文面にしたいよねと思って、最初数行はいかにもって感じの文面にしたんです。怪盗キッドを参考にして。
日付を表すのにいい表現ないかなと試行錯誤をした結果が、霧舎学園だったっていうそれってどうなのって感じになったんだけれども、送られた人の何人かは気づいて笑ってくれただろうか。
ちなみに私は00密室しか読んでないですごめんなさい。
あとけっこう深夜テンションで考えていたので、下3行が煽っていくスタイルなのも、今考えると相当あれですね。
とはいえ、我々がやりたいのが普通の結婚式・披露宴・2次会ではなさそうだなっていうのが一目で分かる点はよかったと思います。そういうのをやりたいから、このノリにつきあってくれそうな友達だけに招待状を送っているわけですし。内心でイタいとか寒いとか思われてる可能性もありますが……。

それから、私も配偶者も甘いものが好きなので返信用葉書の切手をスイーツ切手にしたのと、女性ゲスト送付分にだけスイーツ柄折り紙を使って封筒に飾り紙を貼ったりとかもしました。
この辺は正直情報サイトに踊らされていた、だって事例見るとかわいくてやってみたいと思っちゃうんだもん。
あと、封筒に貼ったシールもデザイナーさんに作っていただいたもので、十角館の見取り図的な十角形のシールでした。


招待状については以上として、今回は自分たちで作成した謎解きについて書くことにします。


前回の記事でも書いたように、謎解きはぜったいしたいことだったので、それをどうやってパーティーの中に組み込んでいくかをプランナーさんと話し合いをしていきました。
どうせやるのなら、ただ余興として謎解きをやるだけではなくて、全体の流れの中でそれをやる意味づけというかがほしいと思っていたんです。あと、明らかに脱出ゲームや謎解きをやり慣れている人とそうでない人とがいるので、勝ち負けを決める感じにはしたくないとも思っていて、その上で解いてもらうモチベーションを作りたいというのもありました。
そこのプロデュース会社の方針として、パーティーを通してゲストに新郎新婦を知ってもらって改めて祝福してもらうみたいなプログラムを会の中に組み込むというのがありまして、じゃあそれにしようということになり。
「余興で謎解きをやれたらいいなぁ」がいつの間にか「結婚披露謎解きパーティー」くらいのウェイトになっていました。

最初に決まったこととしては、「数字錠のついた箱を開けると、パズルのピースが入っていて、そこにメッセージを書いてもらう&みんなでパズルを完成させる」というゴールです。
そして目標として、謎解きを通してゲスト同士に交流が生まれてほしいということ。

それから、プロフィールブックの中でいくつかの項目を空白にしておいて、そこを埋めることによって新郎新婦について知ってもらうのをすると結婚パーティーっぽいかなっていうのもわりと早いうちに決まりました。
これは年末に金沢旅行をしたときに、謎屋珈琲店で遊んだリドルカフェにインスピレーションを得たんだったかな。

自分たちで作ることにしたものの、脱出ゲームに参加したことはあれど、作るのはこれが初めてだったので、とても大変でした。
まず何をすればいいのかがわからない。
とりあえずSCRAPの「リアル脱出ゲームのすべて」とか読んでみたけど、参考になるようなならないような。
役に立ったのは、自分の結婚式で謎解き要素を入れましたというブログでした。新郎新婦にまつわるクロスワードを作ったという記事を見て、これやりたい!と。
会場内の特定の属性の人(つまりどちらかの特定の時期の友人とか)しか知らないようなことをカギとしてクロスワードを解いてもらうことで、無理矢理にでもゲスト同士で会話をさせたいと思ったんです。

とにもかくにも謎解きの流れを決めなければということで、まずは数字錠を開けるまでにどのくらいの段階を踏むかの設定を決めました。
フローチャート的なものとかを書いて。
テーブルごとに一応チームを作って解いてもらうことにしたので、その人数プラスアルファくらいの小謎を作ることは決まっていたのですが、そこから数字錠を開ける4桁数字をどうやって導かせるかについて試行錯誤しました。
あの、脱出ゲームとかでよくある、答えの単語を並べて何文字めかを読んでいくと次の指示が出てくるというのをしたかったのですが、それは断念しました。
プロフィールブック内の空白を埋める=自分たちに何らかの関係のある単語にする、かつ、何文字めかを読むと文章になる、という条件を両立しつつそれらが答えになりそうな問題を作るのは、謎づくり初心者には難しすぎたので。
そして、上記のクロスワードをどこに入れ込むかということも悩みました。
ゲスト同士会話をさせるなら全員同じタイミングで解き始めないといけないけれども、ほかの謎との兼ね合いとか、次の謎にどうやって誘導するかとか。
解答をチェックして次のヒントなり謎なりを渡すというのが、答えで誘導しないでいいので謎づくりは簡単になるけれども、何度もチェックポイントがあると煩雑になるし、2時間半のパーティーの中で、ケーキカットとか食事とか他にすることもあるのであまり時間をかけすぎられないし、みたいな。

最終的に決まった流れとしては、
1.テーブルごとにクロスワードが入った封筒と小謎カード8枚が入った封筒、2種類を配る(筆記具も)
2.まずクロスワードから解いてもらい、解き終わったら小謎の封筒を開けてもらう(封筒に1、2と順番を記入しました。正直、良心とフェアネスに期待するしかなかった)
3.小謎を解くとプロフィールブックの空白が埋まる
4.高砂にプロフィールブックを持ってきてもらい、答え合わせ
5.合っていたら数字錠を開ける4桁数字の解き方が書かれたカード入りの3枚目の封筒を渡す
6.小謎の答えや解き方を再利用しつつ4桁数字を割り出し、箱を開ける
という感じでした。
けっこう煩雑ですね。
当日は時間も押してしまい、司会者の方が何度も食事をしながら謎を解いてくださいと促してらしたのが印象的でした。

けっこう字数が多くなってしまいましたので、これでいったん切ります。
個々の謎については次回。
……次回はもうちょっと早いうちに書けるよう頑張ります。

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2019/09/11 (Wed) 日々の徒然 CM(0)
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