最近、生活が昼夜逆転しています。
やばいです。
土曜日に完徹してから輪をかけてひどくなった……。
さて、今日は薬屋発売日でしたね!
そんなわけで、本屋巡りをしてきました。大きいお店中心に8軒ほど……。
結局、どこにもなかったのですが。薬屋だけじゃなくて同じレーベルの他の本もなかったから、発売日翌日にならないと駄目なんだと思う。ここ、都会だと思ってたのにな。
明日再挑戦します。
そういえば、読書クラスタ、ミステリクラスタのフォロワーさんが多いのでツイッターでもたまに簡単な読書記録を呟いていたりしますが、でも基本はブログだと思う。
感想は140字に収まらないし。ラノベやBLについてだとか、普通の推理小説でもCPについて向こうでさらすのは怖いですからね。たぶん誰も気にしないでしょうが。
そんなわけで読んだ本。
「カニバリストの告白」
この手の本はどうして、料理=芸術=殺人みたいなことになるのか。
下ネタに若干辟易します。変態すぎて。レトリックでその言葉を使うことをためらうくらいに真性でした。偏執狂の原因は抑圧された性的衝動ってやつですか。
(主人公が)せっかくの素材持ってるんだから、もうちょっと隠語使ってなまめかしい感じにしてほしかったです。長野っぽく。
カニバリズム+エディプスコンプレックスで私にとってはすごくおいしい話でした。っていうかそれトーテミズム?
でも、料理はあんまりおいしそうじゃないかも。だって……ねえ。『にんじん』のあのスープ思い出しました。にんじんは長野版しか知りませんが。
カウンセリングしてる精神科医が、オーランドーの話を聞いているうちにどんどん狂っていっているのが何とも……。狂信って怖いね。
このキャラでBL読みは私には無理ですが、シチュエーションは萌えます。枕営業とか父親とか。あと、軍隊の中でとかね。
師匠とのやり取りも好きです。しかしオーランドー酷い男だな。
双子かわいい!ってのはあります。
ところで、なんでこんなに男色家多いの?
「天帝のはしたなき果実」
厚さに手を出しづらかったけど、読んでみたらおもしろかったです。
レトロなアンティークな雰囲気も好き。
ある意味青春ミステリですね。キャラ読みしても楽しかったです。
そのうえ、本格。
まあ私は本格とか苦手なんですが。新本格も。論理的に考えられなくてですね……。
ペダンチックなのも、こういう風に世界観に合っていて事件と少しは関係があって探偵が喋りまくるだけじゃないもので得意分野の内容なら大歓迎です。某法水さんが出てくる話とか某銘探偵が出てくる話とかは苦手でしたが。
だって世界史から源氏物語に推理小説、アニメマンガまで網羅してるんだもん。そういう小ネタがおもしろかったです。
あと、ガジェットに青薔薇使うとか、もう! ね。非常に私好みですありがとうございました。
ただ、字体が変わるのはどうなの。あんまり好きじゃないかな。
『はふう』とかの擬音はどこの萌えラノベかと思った。
よくも悪くも、大時代的ですよね。
聖書読まないとな。
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