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睦月
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妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

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2025/03/18 (Tue)

世界で一番おひめさま

最近、替え歌を聞きました。世界で一番麻耶雄嵩。
とはいえ、麻耶あんまり読んでないです。ブログの読書記録みてくださってる方はご存知かもしれませんが。最初の2作だけ。
読みたいような読みたくないような。もやもやするからあまり好きではないかもしれないけど、読んでいた方が楽しそうなんですよね。サークルにファンの方が多いので。

サークル用に書いている諸々のせいで精神的に疲れてました。どうせ文才ないんだし、サイトにあるのも全部消したくなったり。……当分はしませんけどね。
方向性は決まったからたぶん大丈夫。
そういえば去年の今頃も図書委員会のあれに書く原稿に悩んでた気がします。
外向けに好きなように書こうとすると、不思議な話になってしまいます。広義のファンタジーですかね。
転載できるかわかりませんが、できるようならサイトに載せたい。だってサイト見てくださってる方は、自惚れていいなら私の書いたものを好いてくださってるのでしょうし、そういう方に読んでほしいですもん。
サイト見てくださってる方が文化祭で買ってくださったらいいのですけど。……それもどうなの。
身バレ……は分かる人には分かってる気がする。
それはともかく、オフ会とかは一回やってみたいです。

さてさて、9月ですね。
あと3日でしょうか。新刊発売まで。楽しみすぎていろんなことが疎かになってます(笑)
言波出るかな。って、いつも言ってる気がする。そしてその度に裏切られてる気がする。『天上~』のときは何も考えてなかったのですが、あれで期待しちゃいました。会ってあげてよ。いつでも良いから。でも、出来るだけ早く。伝えられるうちに。……何をだ、と自分にツッコミを入れてしまいました。
原作では、そういうのはやっぱり限界ありますもの。
でも、会って何を言っても、いや、たとえ会わなくても回想に出てくるだけで萌えますが。

高確率で出てきそうなのは高遠さんですかね。
電話したし。メリーさんみたいに徐々に近づいてくるのですよ。


読んだ本。
「恋のドレスと湖の恋人」
ラブラブですね。
いつもよりピンク色な気がする。
いや、アイリスの自白とかリンダの動きとかもあったわけですし、クリスにとっては愛さえあればいいわけでもないんですが。
それでも、幸せだったのではないかと。
次回は大変そうですね……ハクニール家。
イアンの台詞が死亡フラグっぽくてどうしよう。

「死の泉」
うっかり萌えました。フランツとエーリヒにも、ヘルムートとゲルトにも。
ゲルマン神話の描写が好きです。

Ⅰ部の雰囲気が好きでした。デカダンスな美しさ、かしら。カストラート自体、美しさのために犠牲を払ってますからね。その犠牲が大きいのか、私には分からない。宦官も有りだと思うんですよね、生き方のひとつとして。生殖だけが目的じゃないんじゃないかと。非生物的ですが。

もはや宗教だよな。国家社会主義。というかナチズム。

フランツがいちばん悲しい気がしました。
あと、何も知らず残された人たち。そこにいたのか、とね。
本の構成が謎でした。え、ギュンターの著書なの?
「あとがきにかえて」の部分含めて、虚実入り乱れる感じでした。
灰色の眼ってことはつまり……そういうことなのかしら。

サークルで合唱を一応やってるので、これはあの練習法のことだなとか、音域うらやましいとか、思いました。

話は違いますが、この時代にケヴァンがいたのかな、こういう人たちに実験されてたのかとか考えてました。
アスガルズとか言ってたし。地図にない国はそこにあったのかしら。
松代の大本営見学したときのこと思い出しました。

「饗宴 ソクラテス最後の事件」
ソクラテスが探偵という趣向が気になったので。この人、こういう話も書いてたんですね。ジョーカー・ゲームとかしか読んだことなかったので。
うん、神話ってそういうものですよね。不思議を納得するためのもの。『世界を認識可能な、把握できる存在に作り替える』もの。その点、妖怪と似てるかもしれません。妖怪が神の凋落したかたちと言った人もいたけれども。
ただ、古代ギリシアでそれを言うのはどうだろう。すでに人々の思考はミュトスからロゴスへ移行していたわけか。
事実と真実について、考えずにはいられない。私は事実が客観で真実は主観だと思ってる。この小説の場合、人が死んだことが事実。真実は劇や言葉によって明らかにされる。真実は必ずしも事実じゃなくても、多くの人が納得できるなら、みんなが幸せになるように解決できるなら、それでいいと思うのだけれど。
やっぱりソクラテスにとっては、絶対の真理があったのかしら。弟子の言葉を借りるなら、イデアですね。
主観客観を推理小説で論じると姑獲鳥みたいなことが起こりかねない気がするのですが。観念の幻想。
しかし私はロゴスでなくパトスで行動してしまいます。演繹より経験。

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2011/09/03 (Sat) 未選択 TB() CM(0)

No more cry 滾るような今を焦がせ

今日は六道珍皇寺にお参りに行ってきました。
遠目でしたけど、井戸見ましたよ!
御朱印をもらうときに、インターフォンを押さなきゃいけない形式だったのですが、そのインターフォンがどう見ても普通の家のインターフォンでして、押すのに躊躇いました。
住職さんのお家が一体化してるんでしょうが。
で、困ってたら同じように困ってたお兄さんと世間話なんかしてね。その人は東京から旅行で来たらしいですよ。
なんか、袖振り合うも多生の縁ってのを感じました。

そのあとは、アンティークな感じのカフェに行ってレモンタルト食べました。
外観も内装も素敵でね、明治とか大正に建てられた欧風建築っぽい感じで、住みたいと思いました。
レモンタルトはね、ときどき無性に食べたくなります。あと読みたくなります。
しかし昨日は別のお店でオレンジのタルト食べたのでした。
特にタルト好きというわけでもないんだけど……。
甘酸っぱい果物は大好きです。柑橘類もベリー類も。



読んだ本
「長い廊下がある家」
ア……アリスが謎解きしてる!
衝撃ですよ。火村先生出て来なかった短編とか。シリーズファンにとっては最大の異色作すぎる。
表題作はなんとなくそんなことかと。
「罪深い俺を赦してくれ」は相変わらずの迷言。
2話目は、雪にそこまでするか? って思うわけですよ。
4話目。
京都の地理が分かるようになって楽しく読めたところがありました。この辺りを通ったんだな、って。
附子は強心作用があるんでしたっけ。秋さんが言ってた気がする。「天上~」は何度も読み返したから。たぶん「蒼い千鳥」の次くらいに。
薬屋の話じゃなくて。
確率の話は苦手です……。
知能指数世界一はIQ228なのか。快斗……。

「時平の桜、菅公の梅」
かつくらで紹介されてるのを見たときから読んでみたかった本でした。
生前の道真さまについて書かれた本を読むことはあんまりなかったので、興味深かったです。しかも時平視点ですよ。
これも、京都に住んでいて読むのは楽しかったのですが。
歴史小説は、悲しくなるね。結果を知っているから、感情移入しても、他の道を願っても、止められない。
道真さま……。
時平さんは道真さま尊敬してたのに、なんであんなことになってしまったの。ってずっと思いながら読んでました。
時が経つのが悲しい。
伊勢ってあの伊勢か。歌人の。
国経さまが業平さまの孫を娶ったって……なんか……うん。ロマンセの続きを知りたい。読まなくていいけど。
あれ、遣唐使って道真さまが廃止したのでは? 一応原因だったけど本人乗り気だったのですね。
この時も院政みたいなことになりかけたのか。知らなかった。
勉強不足だな。
この本がすべて正しいとは限らないけど。でもQEDばかり読んでいても偏りますし。藤原にも藤原の道理があるんですよね…。
道真さまが左遷されたのは讒言のせい、でもそれは火のないところに立ったわけではなかったんですね。どちらかというと道真さまは上皇のとばっちり受けただけの気はするけど。
日本史の授業で抱いた印象とは大分違う印象をそれぞれに感じた。宇多天皇とか、反藤原氏っぽいとこあって好きだったけど、むしろ親菅氏なだけというか……藤原視点で見るとイラッとする。
でも、醍醐天皇かっこいい! は変わらなかったです。
あと、多少イメージ変わってもやっぱり道真さまを崇拝してます。別離が悲しいです。

「薔薇のマリア 16.さよならはいわない」
純然たるファンタジーかと思いきや、遠い未来の話でした。ダレン・シャンの、あの世界みたい。
え、ちょ、ルーシー!?
時は流れる、ってどういうこと?
続きが気になる。もう終わるんだろうな。
やはり短編集を読んでおきたい。わからない人多い。
マリアは。アジアンは。どうするのか、どうなるのか。
前半までは、いろんな人のいろんなかたちの愛を描いているようだったのだけど。
傍にいたいなら、それだけでいいんじゃないか。二度と伝えられなくなるくらいなら、意地はらないで。とマリアに言いたい。

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2011/08/29 (Mon) 未選択 TB() CM(0)

女の子女の子したいの

拍手ありがとうございます。嬉しいです。愛してます。

夏休みをいいことに読者三昧、昼寝三昧です。
あと、簡単なケーキ作ったりもしてます。
書くべきものとか書きたいものとかもあるんですが……。
1200文字って短いですね。

あ、イナズマGOをようやく最新の回まで見ました。
管理社会ものは好きなんですけど。好きというか、その世界に自分をおくと嫌だと思うけど、だからこそ主人公たちが反乱を起こすのが爽快です。でも、サッカーでここまで、って思っちゃう。管理されるのがチョコレートとか本とかなら私も好きだから守りたいって共感できるけど。所詮中学サッカー……。
ヒロインの声が気にくわない。
全体的に女の子たちは前の方がかわいかった。ところで夏美さんはどこ? 理事長やってるものだとばかり……。
秋姉のところに『アメリカから電話』だとか、佐久間コーチと鬼道監督だとか、懐かしい人たちがいて楽しかったです。天馬の恩人は豪炎寺さんだよね…?
剣城くんがわかりやすいツンデレでかわいかったです。
でも私は神童くんが好きだ。霧野くんも。なんか彼、風丸くんっぽくないですか。


読んだ本。
「疑惑の霧」
途中、誰もが犯人に思えるのと同じくらいに誰も犯人に見えなくて、どう解決されるのかと不思議でした。結局最後までよく分からなかったです。犯人があの人だというならそれでも納得できるけど、他の人であることを否定できないんじゃないかと。

女性キャラの性格が嫌いです。あ、でも、お祖母さんは素敵。

文章の書き方として、レトリックなのか、それとも本当に事実を記述してるのか分からない部分があった。比喩とかおもしろい表現使ってるところもあったけど。

「タルト・タタンの夢」
「ヴァン・ショーをあなたに」
深夜に読むべきじゃないね。お腹すく。パ・マル行きたい。パ・マルじゃなくてもいいから、フランス料理食べたくなります。ほら、ちょうどこの前フランスが舞台の料理の本読んだばかりですし。
料理が上手で、謎解きも得意とか、三舟シェフは二重に魔法使いじゃないかと思う。
「ヴァン・ショー」の話、語り手は誰だったんだろう。高築くん? にしては……。その1つ前の話も含めて、三舟さんのフランス時代の話なのか。そういえば恋の話もあったし、この本は三舟さんの本だったのかも。

「そして誰もいなくなった」
実は未読でした。
おもしろかったです。別に私はフェアアンフェアにこだわらない性質なので、普通に楽しめました。自分で解こうとかも思いませんでしたし。だから逆に犯人当ては苦手ですが。
えっと、あと、これ言うとネタバレに……はならないか。
つまり、タナトスの声を聞けってことなのかと。
なんでしょう。動機とか、ユーリさんと同じに思えまして。実際、犯人が狂気の状態にあったとしても納得できますし。ルナティックってなんか自虐的な名前ですよね。狂ってるのは自分か、社会か。でも前回はうわぁってなった。助けてくれるんだ、と。
あ、タイバニの話になってきた。
……タイバニを知る前に読んでたらこういう連想せずに楽しめたかもしれないと思うと、少々残念です。

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2011/08/25 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

疑うな自分の存在を

土曜日は正装・仮装女子会&飲み会でした。先輩の女装が美しかったです。あと、スーツ萌えでした。ネクタイがないのは残念でしたけど。
私はといえば、先輩にメアリーマグダレンのワンピースをお借りしました。ずっと憧れていたから感動しました。いつかは自分で買って着たいな。ただ、サイズがな……。あと、お金がね……。

日曜日はインテに行って参りました。
ずっとお会いしてみたかった方々にお会いできたり、お話できたり、幸せでした。ありがとうございました。
服飾スペースでかわいらしい薔薇十字モチーフのチョーカーを見つけて衝動買いしてしまったのですが、合わせる服がない……。
やっぱりかわいい服買いたいな。

今日は一日中本読んだりアニメ見たり…。
図書館に行った帰りに、反対側の道路に先輩らしき人を見かけたけど道路広かったしお互い自転車だったし卵割れそうだったので何もしなかったり。向こうも気づいてたかどうだか。


読んだ本。
「最後の晩餐の作り方」
美食ミステリだから、カニバリズムを期待して読んだんです。そうではなかったですが、非常におもしろい小説でした。
美食と芸術に対する蘊蓄がたっぷりで、作者の知識量に敬服しました。
文章の書き方として、話がどんどん脱線していっているようで不思議な気分になりました。
最初はすごく芸術に造詣が深いだけの主人公の美食論を述べてるだけかと思いきや(それはそれで十分おもしろかったのですが)、過去の思い出、そしておかしな方向へと話が転がっていって。
つまりそれが芸術だ、ということなんですね。過去の話も、すべてそのために。
倒錯ってレベルじゃないのでは……。


「ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻」
なんだか話がワンパターンな気がしてきました。
ビンゴが誰かに惚れたり、バーティが賭けに負けたりして、服の趣味で対立したりしていても結局はジーヴズが自分の意見通すんでしょうと。腹黒いなぁ。

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2011/08/23 (Tue) 未選択 TB() CM(0)

らしくない

久しぶりの更新が槿と鈴木とか……。
いつか書いてみたいと思っていた二人なのです。

やっぱり殺し屋さんたちを書こうとすると、どうしても「相手を殺せるか」という問いが浮かんでしまうのですね。
それで、押し屋はきっとこうするのではないかと。

鈴木さんの奥さん(回想)が書いていて楽しかったです。そんなに出てきてないですけど。

あと、若干「地獄とは神の不在なり」を意識……してもないかもしれないですが。書いている途中に思い出しました。

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2011/08/22 (Mon) 更新状況 TB() CM(0)