忍者ブログ
2025.03 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新記事

プロフィール

HN:
睦月
HP:
性別:
女性
趣味:
読書
自己紹介:
妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

カウンター

リンク

ブログ内検索

アクセス解析

[33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/03/17 (Mon)

butterfly 今日は今までの どんな時より 素晴らしい

物心ついてからずっと、この日は雪の日が多かったという話を聞いていて、実際この頃に雪がない記憶はなくて。
でも、今年は雪が影もかたちもないんですよ。なんだか不思議な気分です。
というわけで昨日は私の誕生日でした。
だからタイトル「今日」じゃない、よね。

前回の日記で書くのを忘れていたけど。
そういえば、先日、心斎橋にお買い物に行ってきました。サークルの先輩と一緒に。
イノワ、BABY、メタモなど、いろいろまわって。
素敵な街ですね。というか素敵なお店ですね、かな。
夢みたいでした。
そして買ったのは、イノワのクラシックショコラジャンパースカート。ミント色。
かわいいし、まだ落ち着いた感じだけれども、着る機会を模索してます。いくらなんでも普通の日に大学に着ていける服じゃないもん。
あと、心斎橋では素敵な近代建築のビルにも行ってきました。中に美容院とか雑貨屋さんとか入っていて。そこの古本屋さんの品揃えが統一感あって素敵でした。サブカル系というか、オシャレな感じ。


読んだ本。
『摩天楼の怪人』
初島荘。二次創作とかでキャラは知ってたけど。
最初はとっつきにくかったけど、過去パート辺りから引き込まれました。
建築物好きなので楽しかった。まぁ、高層ビルはちょっと趣味とは違うんですが。あの写真は模型だよね? 本当にこんなビルがある……はずはないか。
地下帝国の場面とかすごく興味深く読めました。
オペラ座の怪人モチーフも好き。といって、舞台も映画も見たことなくて、ジュブナイル版読んだだけなんですが。
ジェイミーさんといきなり仲良くなっててちょっと違和感ありました。
一番好きなシーンがミスディレクションの部分だったので、なんかもやもや。

拍手[0回]

PR
2012/01/21 (Sat) 未選択 TB() CM(0)

でも君がいなければ いなければ

最近しばらく考えてたのだけれど、ようやく分かった。
朝丘さんとかが書く「恋愛=相手を幸せにするもの」に対する違和感。
私は、「あなたが幸せなら私も幸せ」よりも、「あなたの幸せが私に起因するものだとしたら幸せ」という方が感覚としてしっくりくる。
なんともエゴイスティックですが。
だって前者だと、あなたの隣にいるのが私じゃなくても、あなたが幸せなら私はそれでいい、ってなりかねない。私は恋愛がそんな風に無私の愛であるとは信じていない。
というか物語の恋愛は成就することを指向して書かれてるから、そういう考えだともどかしい。
言座でそういうの書いた気もするけど。その度に反論も書いてた気もするけど。

さて、冬アニメもいろいろ始まってますね。積んでるのは多いですが。テルマエロマエがなんか普通のアニメっぽくなくておもしろい。
あと、ちゃんと見てるのはAnotherくらいでしょうか。
アニメ見ながら、あぁ、ここが伏線だったんだなと思ってます。しかしあのネタはこの見せ方で大丈夫なのか…。だって明らかに……。
そして原作読んだときは気にしなかったけど、人形屋さんにシャム双生児の人形があって、あの二人を思い出しました。好きなモチーフなんだろうな。
思えば、2年くらい前にAnother読んだのがはじめての綾辻作品で、そこから館シリーズとか読んでいって、なんだかんだあって今に至るんだなと思うと感慨深いですね。

読んだ本。
『Xの悲劇』
私やっぱりクイーン苦手かもしれない。読むのにすごく時間がかかる。
法廷シーンは楽しかったですけど。
「比類なく神々しい時間」の元ネタはここだったんですね。

『火曜クラブ』
短編だし、読みやすかったです。
マープルさんは敵にまわしたくないと思いました。
20世紀初頭のイギリスの保守的な村でという時代性がおもしろい。近代的な建築家への偏見だとか。
一番犯人らしい人が犯人なんだなと思いました。動機もだいたい三角関係か遺産相続だよね。

『Yの悲劇』
ジャッキーがなんで13歳なのにあんなに幼いのかずっと気になってた。13歳って分別のない悪戯小僧だとしても、もうちょっと違うことするんじゃないの?
あと、ハッター家の病気って何なんだろ。こういう系だろうと予想してはいるけど、それが精神に影響するものであるのかわからない。たぶんしないと思う。遺伝的に優性と悪性の人種があるみたいな記述は興味深かったです。悪い血って本気で言ってる。いかにも昔っぽい。
ただ、Xの方が犯人を告げられたときの驚きが大きかったです。こっちは、そう言われたら納得するのだけれど、だからこそそこまで意外でもない。読み手の心理的要因もあるのかもしれないけど。
あと、『X』ほどタイトルと事件との関連がなかった気がする

『オーダーメイド殺人クラブ』
辻村さんが書く中学生にしては、だいぶ痛さがなくなった印象。どちらかというと桜庭さんっぽいかも。そんなによく知らないけど。
いや、自意識過剰なのはそうなんだけど、張りつめたような、触ると切れそうな、鋭い感じの痛さではない感じがしました。
私が年をとったからそんなに痛みに感情移入できなくなっただけかもしれない。
読んだ本の蓄積、スタートラインの違い。世の中にあるたくさんの本を、読み切れることはないのだろうという絶望。それが、自分の現実に即して、刺さった。
最後まで読んで、だから嫌いだったんだなと納得というかなんというか。
普通に中学生の恋の話で、なんとなくそうかと思ってたけど、収まるところに収まってよかった。
ラストがスロウハイツ彷彿とさせる感じで。そういえばチヨダコーキの名前出てきてましたね。

拍手[0回]

2012/01/19 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

ループして落ち込んで

日付変わってしまいましたが、11日は秋さんお誕生日でしたね。
おめでとうございました。

3月に出るらしい高里先生の新シリーズが楽しみで仕方ないです。

さて。
先日言ったように、日曜日には伏見稲荷大社に初詣に行ってきました。
その次の日くらいに高里先生の偽兄姉お二人がお参りしてらっしゃったみたいですね。ニアミス……でもないか。
ってことは、高田崇史の新刊は伏見稲荷の話なのかしら。ドキドキ。
行ってみたものの、稲荷はやっぱりよくわからなかったです。
鳥居守ってるお狐様イケメンでした。と言ったら、同行者に笑われました。狐をイケメンとは言わないでしょ、って。
いやだって本当にシュッとしてて格好良かったんですって。
全部じっくりとは見ていないですが、一峰までは登ってきました。
本当にずっと鳥居が続いてるんですね。確かにあれだと、鳥居に閉じこめられる怪談も説得力あるわ。むしろ私は、鳥居の中だからこそ山中のあやかしから身を守れる、神様が守ってくれるように思えました。
そして塚がすごかった。あんなに神様がいたんですね。それを人間の勝手な都合で主神からは省いて、それでも祀られてるんだからすごいと思います。
あと、山の下の方にあったあやしげな道教の何かが気になりました。神仏集合にも程がある! あれも伏見稲荷の一部なの? 別の宗教法人っぽかったけど。観音がなんかマリア様っぽくって、でも神社の中にあるってなんかおかしいよね。
うずらやすずめの焼き鳥を食べなかったのは少し心残りです。
あと、狐の面もちょっと欲しかった……けど、飾る場所もないし高いしで諦めました。

読んだ本。
『ルー=ガルー 2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔 上』
『ルー=ガルー 2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔 下』
全巻の記憶がかなりおぼろげだったわけですが。
女の子たちかわいい。
神崎ってあれだよね。邪魅の話も出てきてテンションあがりました。
前作は魍魎の続きで、これは邪魅の続きだから、そのうち姑獲鳥とか絡新婦の続きみたいなのも出る……といいな。
小山田さんの登場で、彼女たちも動きやすくなっただろうし。
というか、神崎の子孫が出てくるならいつか京極堂や榎さんの子孫も登場するって、私信じてるから! むしろ本人たち生きてるかもぐらい思ってるから(笑)
関口に子供がその後できたかはわからないし、ぬらりひょんのときには死んだ言われてたし、あれですが…。
ねぇ、榎木津グループとか出てこないの?

不老長寿って単語を見て、くんほう様!? って思ってしまった。
毒のキスって心惹かれるシチュエーション。白雪姫や茨姫の逆ですね。唇に毒をぬって僕の部屋に来たでしょう、ってやつですね。

拍手[0回]

2012/01/12 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

歪んだ王国に ぼくたちは住んでる

今更ながら、昨年読んだ本を数えてみました。
160冊。
雑誌掲載の短編を数えていたり、再読を含めていなかったりなので、誤差はあると思いますが。
たぶん少ないのだろうと思います。
だって一昨年は116冊だったし。大学生になったらもっと本を読めるものだと思っていました。
実際は読書以外にも楽しいこととかやらなきゃいけないことがたくさんあったわけですが。でもそれは甘えだよね。

ところで、明日は、というか日付的には今日ですが、伏見稲荷に初詣に行ってくる予定です。楽しみー。
稲荷っていまいちよくわからないんですけどね。
稲荷神はウカノミタマ? イナリが稲生りで、豊作の神様ですよね。でも神話で何したひとかよくわからない……。
で、荼枳尼天とも習合してるのですっけ。狐は眷属で、でもお使いだから一緒に祀られてるというか本来の神への崇敬を奪った、のか? タタルさん説はどこまで信用していいのかわからないです。下手なオカルト本とか陰謀説よりは説得力あるけど。気持ちの問題ですね。全ては信じたくない。
あと伏見は秦氏ですか。例の。といっても絡新婦での知識しかないのですが。

読んだ本。
『月光ゲーム Yの悲劇'88』
実はこっちのシリーズは初読でした。自分が短編の方が好きなのと、キャラ萌えだけで読んでたからなんですが、もったいないことしてた気がする。
こっちのシリーズの方が良い作品が多いと聞いていて、期待していたのですが、期待通りおもしろかったです。
ルナの月の話が気になる。クンダバファー? 書いてあった以上の元ネタはないのかしら。
でも今のところ、江神さんより火村先生の方が好き。
こっちのアリスは恋するんですね。そういうのを作家アリスが書いてると思うとニヤニヤします。七夕のトラウマ……とか思います。入れ子構造を間違った楽しみ方してるかもしれませんが。
とりあえずシリーズ全部読んでみたいです。

『奇面館の殺人』
待望の館シリーズ新作。吹雪の山荘ですよ、テンションあがる。
しかしあと1作と思うと寂しいですね。まぁ出るのは当分先じゃないかなと思うけどね。

読んでてすごく楽しかったです。論理的な思考は苦手で、まったくわかりませんでしたけど。
会の趣旨は生き別れた双子探しだと思ってました。
影山って名前はドッペルゲンガーだからかな。
あと、首と指切る理由も入れ替わりだと思ってました。
しかし、仕方ないとは言え、人物が誰が誰だかややこしかったです。

暗黒館思い出す青司さん思うとつらい。玄中的な意味で。
「たとえば、“心の形”が同じだからあなたは〈もう一人の私〉である、というふうな考え方など、私に云わせれば気色が悪い以外の何物でもない」……ちょっと玄児さんdisられてる!

拍手[0回]

2012/01/08 (Sun) 未選択 TB() CM(0)

いつも胸の中で叫んでんだよ 呆れるほどアイラヴユー

あけましておめでとうございます。
昨年は、更新が少ないながらも当サイトに訪れてくださってありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

環境の変化のせいか、思っていた以上に小説を書けなかったのですが、今年はもっと更新できれよう頑張ります。
詳しくは言えないのですが、刺激になるような体験もしましたし。ためになるお話も聞きましたし。
これは努力しないといけないなと思いました。

近況。
いまは実家に帰ってきています。
大学がある街は全く雪が降ってないので、こっちで雪が積もっているのを見ると、懐かしいというか、「やっぱりこうじゃなきゃ」って思いました。
でも、向こうの方が日中は寒い気がする。だからこそ雪降らないのが納得できないんですが。
寒いならいっそ雪積もってる方がいいんじゃないかと。

読んだ本。
『エジプト十字架の謎』
読むのにすごく時間がかかってしまいました。
最後の方の追跡劇は楽しかったのだけれど。最初が何が起こってるかわからなくて。
論理はすごいと思うし、騙されてた!って思いました。評価高いのもわかった。
この犯人、すごく頭がいいですね。ちょっと、ついていけない……。
たぶん私は推理小説に論理じゃなくてドラマを求めてしまっているので、いまいち楽しめないんだろうと思います。
オチは楽しかったけど。うん。

『若様組まいる』
アイスクリン強しを読み返したくなりました。
他の同期の人たちって出てきたっけ?
長瀬かっこいい。ミナさん素敵。
途中、幹事とかピストル強盗の話の辺りは展開が早すぎた気もしたけど楽しく読めました。
鳴家って単語が出てきて、ときめきました。鳴家かわいいよね。
来年か再来年に続編が出るとかいう噂。楽しみにしてます。

『おおきな木』
『すてきな三にんぐみ』
『満月をまって』
『みどりのしっぽのねずみ』
絵本再読キャンペーン。
実家からかなりの絵本がなくなっていて、ショックでした。読みたかったのに。
とりあえず残ってたなかで好きだったのと、読んだか覚えてないものを読み返してみました。
たぶん今は話の内容以上にそれが何を表しているかとか考えてしまう。だから、小さい頃とは別の感じ方してる。それは良い読み方ではないかもしれないけど。
おおきな木だって、今は無償の愛ってわかる気がするし。

『あいにくの雨で』
読みにくかった……。
これは一応、青春ミステリなのかな。
ダミー解に誘導させられてました。
この人が犯人だったら嫌だという人が犯人で、読後の虚無感が半端ない。
なんでこんなに人死ぬのって思った。
烏兎くんは兄に似ず、いい子ですね。っていうのも何か違う気もするのだけれど。

『風立ちぬ』
そういえばこれの一部、高校のとき現代文の問題集に問題文として出てた気がする。
文章が美しい。なるほど、文学は文章に溺れる小説なのだなと思いました。
優しくて美しくて寂しい物語でした。サナトリウムっていいよね。
死の、その瞬間の描写がないことが少し意外でした。

拍手[0回]

2012/01/01 (Sun) 未選択 TB() CM(0)