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妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

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2024/04/24 (Wed)

Like a gamble let's dadadadadadada!

先週から実家に帰っていたのですが、今日、下宿に戻ってきました。
容量不足でここ一週間分のアニメがほとんど録画できてなくて若干涙目です。
実家にいる間も寝たり本読んだり寝たりマンガ読んだり出歩いたりしてただけで生産性ないんですが。
友達と遊んだのもカラオケに行ったくらいで。
カラオケも、最近流行りのアニソン全く歌えないなと思いました。サビだけとか聞き覚えあるのはあるんですけどね。とはいえ、別にそんなアニソン縛りしてたわけでもなく各々好きな曲を好きに歌ってたので。
グラロデ知ってる人がいたからIGPX叫んだしね。楽しかったです。
なんだかんだで、サークルとかだと割と気遣ってGRANRODEO何曲も入れたりはできないから。気遣う必要ないのかもしれないし、友達とでも気を遣った方がいいのかもしれませんが。どっちなのだろうね。

そんなわけで、帰省中に読んだ本。
『隻眼の少女』
昨夏に高校の図書館の司書さんからいただいたもの。ようやく読みました。
後味が悪いですね……。麻耶さんですものね。
探偵って何なんだろうな。以前講演会で、その実験みたいなものとして「継承される探偵」である今作を書いたみたいな話は聞きましたが。みかげは探偵であっても名探偵ではないんだろうなと思ってました。
あと、やっぱり、旧弊な村での宗教っぽいの書くのはうまいなと思いました。そこは好きです。
ちょっと台詞が上滑りしてた気がしたんだけれどなんでだろう。

『あなたに似た人』
ダールってこういう大人向けのミステリも書いてたんですね、というのが第一印象です。
2話目の話はネタだけ知ってました。清張がパクったとかなんとか。そっちのは読んだことないですけど。
「兵隊」はよく分からない話でした。戦争の後遺症?
「皮膚」のラストは切なくなる。
少年が絨毯に落ちる話はdixitにそんな絵柄がありそうに思いました。
「告別」はえげつない話だけど、嫌いじゃないです。
自動文章製造機は怖かった。
最後の話の途中までは読んでて気分悪かったです。でもそういうものとして書いてると思う。というか、怖いものみたさみたいな感じで、わりと読んでも嫌じゃなかったです。
そして、ねずみの血をチョコレート製造業者が味をよくするのに使うとか、それだけで気持ち悪いと思ってしまうのに、ダールが書くと余計嫌です。ウォンカさんのところも……とか考えちゃうじゃないですか。ウォンカの工場にはかなり夢みてたのに。
私の脳内では、ねずみといえばブランケット王(@長野版ハンメルン)でした。ネズミじゃないんだね、と自分でも意外に思った。あと骸骨さん、だっけ? まちトム公式ガイドに出てたひと。
賭の話は、だいたい負けることを予想して読むんだけど、そればっかりというわけでもないから読んでておもしろい。でも賭はやらないでおこうと思いました。
他の作品も読みたいな。
たぶん、奇妙な味好きなんじゃないかと思う。

『この世の涯てまで、よろしく』
おもしろかった。
50年前に死んだ幽霊が蘇ってというネタは好みだし、学生たちの騒ぐ感じはキャラ読みで楽しくて、生前の部分は戦争を描いた時代小説として興味深くて、あと音楽要素もあって。ミステリかはよくわからなかったけど。過去と現在とが交互に書かれながら、読むにしたがって何があったのか分かっていくのが読んでいて気持ちよかったです。
ただ、音楽小説読んでいつも思うのだけれど、あまりにも曲も作曲家も演奏も知らないから、知ってたらもっと楽しめたんじゃないかなと勿体ない気がする。作者の方自身、ピアノ奏者なんですってね。朗読会気になる。まぁ、ドイツ語分からないですが。
ラスト、その事実を知らなかったのはあまりに悲しいなと思いました。憎む相手がいないから余計詮方ない。
芸術って何なんだろうな、て思うよね。音楽は世界語とは聞いたことあるし、フィクションだけれどコスモスの映画とかマクロスとか、文字通り歌で世界を救う物語には触れたことあるけど。現実ではどんな力を持っているんだろう、と。私は芸術分からないから。娯楽としてしか享受しない。たぶんアンドレイには蔑まれるんでしょうけど。
帯に引用したこの台詞はズルいと思いました。
あとタイトルのセンスいいよね。かっこいい。

『怪盗クイーン かぐや姫は夢を見る』
え、海賊の話じゃないの? というのが一番最初に思ったことです。
でもラストで南の島行くようなこと言ってたから、きっと次こそは幽霊城の裏で何やってたかわかるはず。
相変わらずのはやみねさんだなと思いました。ハッピーエンドへのこだわりだとか、妙なところでのユーモアセンスだとか。わりとオカルトとかファンタジーとかSF要素否定しないですよね。今回も、まぁ普通にこの世界では宇宙人いるんだろうなと思ってましたよ。あのひとが、ってのは少し予想外でしたが。
探偵卿コンビ好きです。CPとか言い出すと燃やされそうなのでやめておきますが。
っていうか今回は! 何あのクイジョ展開!! 時の流れ違うからつらくなるとか好みのシチュエーションすぎて! 言座におきかえましたけど←
堀越ディレクターは本当に作品問わず大活躍ですね(笑)
というわけで、まちトム新刊も早く読まないと。

『青が散る』
春恋でアキが美里に薦めてた本。
読んでみたけど、これをアキが……というか朝丘先生が読んでて、好きなのはなんだかイメージと違う感じがしました。いや、事実がそうなんだから私のイメージの方が間違ってるんでしょうが。
何がメインかわからない、散漫な感じがしました。恋愛も、テニスも、友達関係とかも、話があちこちにとぶ感じがして。
テニスシーンは読んでておもしろかったです。
夏子とは明らかに恋愛感情あるのに、最後までくっつかないのが不思議というか、この話はそれでいいけどあんまりそういう小説読んでない気がする。
あと、志摩につい最近行ったので、ある場面を読んでてそれを思い出しました。ちょうど賢島にあるホテルに泊まったんですよ。駅から歩いて5分くらいの。
青春てこんななのかな。もっと綺麗なイメージ。『砂漠』思い出した。
五百円札とか出てくる辺り時代を感じました。けど、他は別に今にも通じると思う。

『平井骸惚此中ニ有リ 其貳』
ラノベでミステリで読みやすくはあるよね。軽妙な語り口も慣れるとおもしろい。こういう作りだからそういう表現なんでしょうが。
涼嬢のツンデレはかわいい。
探偵小説の「その後」かぁ……。はやみね先生が初めての推理小説である私にとっては、やっぱりハッピーエンドで終わってほしいと思いますし。
現実はままならないから小説ではままなるようにする、ってのも二次創作BLでだけどよく考えてることではある。
探偵て、つらいなと思う。だからこそ、そういう探偵が好き。そういう探偵の出てくる小説が好き。事件を通してのドラマを見たい。

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2012/03/05 (Mon) 未選択 TB() CM(0)
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