忍者ブログ
2024.04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新記事

プロフィール

HN:
睦月
HP:
性別:
女性
趣味:
読書
自己紹介:
妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

カウンター

リンク

ブログ内検索

アクセス解析

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/04/26 (Fri)

時には昔の話をしようか

実は紅の豚見たことない。

昨日は神戸に行ってきました。
異人館の辺り見てきました。
といっても、中まで入ったのは風見鶏の館と萌黄の館、あとラインの館だけでしたが。
だって全部回ろうとすると高いし……。正直、中身を美術館とかみたいにしないでいいからもっと安く建物だけ見れるようにしてほしかったです。
しかし、風見鶏の館はいいですね。住みたい。
暖炉のある家憧れるー。
暖炉が通路になってたり……というとハリポタが真っ先に思い出されます。いや、魔法とかでなくても、暖炉通って忍び込む推理小説とかあったよね。
萌黄の館も暖炉周りのアラベスク模様が素敵でした。
あと、当時っぽいインテリアも良かったなぁ。
洋館好きがここ最近ひどくなってる気がします。もともとけっこう好きだったんですけど。近くにあると、もっと好きになる。
来月はサークルの合宿で明治村行けるみたいですしね。楽しみです。

ただ、ちょっと残念だったのは、十五番館に行けなかったことです……。いや、外観だけは見てきたんだ……。
貸切で、カフェ営業してなかったんですよ……。
代わりにおいしいケーキ屋さんでケーキ食べたけど、十五番館に期待してたのはケーキの味とかよりも建物ですし……。
またいつか、行けたらいいな。

あと、せっかく神戸まで行ったんだからということで、ブルーローグで服買ってしまった……。
いや、かわいいセットアップがあったから! つい!
先月イノワでジャンスカ買ったのに何散財してるの……。ロリータ服よりは安いとはいえ、普通の服よりは高いし……。
ブルーローグの服、好きです。去年の秋に東京に行ったときと今回しか、お店に行ってないけど、そのたびに買ってしまっている。
ただ、近くにお店あったら本当に散財してしまいそうだからね。このくらいの距離でちょうどいいのかも。
とはいえ、今住んでるところから三宮までは、実家から新潟や長野に行くよりも全然時間もお金もかからないんですよね。しかも神戸のが栄えている。都会っておそろしいなと思いました。
買った服については、同行者に「睦月さんって制服っぽい服好きだよね」と言われてしまった感じのデザインです。紺色ストライプのベスト+スカート。
これでも、セーラーワンピースと迷ってそっち諦めたんですよ?
高校生のときは全然制服っぽい服着なかったのにね。卒業してから制服っぽい服着たくなってます。私服だったから制服的な服に憧れがあるのかもしれませんが。
というか単純に、高校のとき持ってた制服擬きよりずっとかわいいデザインだからってだけな気もする。


読んだ本。
『伊勢神宮 魅惑の日本建築』
日本建築史のレポートのために。終始京大褒めててなんか……うん。著者が京大出身だからって、どうなの。
建築史だからか、神宮の神秘性とかまるで否定されてて、笑った。タタルさん……って思った。

『水底フェスタ』
社会派みたいで、辻村さんっぽくない感じがした。どちらかというと有川浩にありそう。でも屈折した感じは辻村さんだよね。
息苦しくなる。
自意識過剰だけどやっぱり鋭くはないな。
ラストのなんとも言えない痛さ、重さは嫌いじゃないです。でも、後味はそこまで悪いとは思えない。暗示されたその後が割合爽やかだからか。
もう、ミステリではないのかなぁ。

『いるの いないの』
京極夏彦作の怪談えほん。たぶん京極さんの本の中で一番薄い本だと思う。
子供の頃読んでたらトラウマになってた気がする。最後の見開き怖いって!
ちょうどうちの祖父母の家も古くてちょっと暗くて、梁見える部分だってあったし。
絵の構図がちょっと気になったのだけれど、これは猫の視点とかなのかな。それともただ斜めにして不安定な感じ出してるだけ?
いたるところに描きこまれたたくさんの猫が、かわいいけれど不気味でした。
「みなければ いないのと おんなじだ」と京極さんが書くんだなぁと思った。え、じゃあ……。
でも、見えないからいないことにするのと、見ないからいないことにするのは違うのか。後者は存在に気づいてはいるのだものね。

『明治開化 安吾捕物帖』
石の下は結局、なんで殺したのか、石の下に何かあったのか、その後どうなったのか、わからないままで気になる。
風守!! 世界観的に別人なのは分かってるけど。RAIとかないもん。
後の方に収録されてる作品はちょっと微妙だった。犯人特定の論理とかではなく、小説として。ページ数の問題かな。状況解説だけでかなり枚数あるから。

『四畳半神話体系』
京都在住の身で読むと、知ってる場所が出てきて、あの辺かと思って楽しいです。下鴨神社の古本市行ったな、とか。百万遍南西の「まどい」とか出てきてるし……!
猫ラーメンとか恋文の技術にも出てきたような……なかったような……。森見さんの不思議京都は繋がってると思うんだけど、ばらばらに読んでるからよくわからない。
この本のなかでの各話はあのときああしていればっていう関係なのかな。でも登場人物とか事象とか同じところは同じで。
あれか。たとえどういう選択をしたところで、起こるべきことは起こる。順序が違ったり行為主や場所が違ったとしても。っていう運命を示唆してるのか。ダレンシャンみたいな。

拍手[0回]

PR
2012/02/05 (Sun) 未選択 TB() CM(0)
Leave a Reply
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ観覧可
Trackback URL