最近、自動車の免許をとるために教習所に通い始めました。
そこではじめに適性検査というのがあったんですが、そこでの質問に意図が明らかなのがあっておもしろかったです。
どんなときでも法律は守るべきだと思いますか? とか。
しかも質問が放送されて、印字はされていないのでよく考える時間もなくて。
で、結果としては遵法性低いって出たし、性格もちょっと気にしていることが書いてあってへこみました。わがままだとか人の注意引くために大げさな言動するだとか、精神的安定心がけろとか。
分かってるし直そうとはしてるんだけどなぁ……。
読んだ本。
『赤頭巾ちゃん気をつけて』
書評書くために読んだ本。
時代性はあれど今でも全然通用するし、色褪せてない気がした。
ただ、こういう頭良くてなんでもできる人の話を読むのはつらい。
知性とか。社会とか。どうするのが正しいんだろうね。
ストーリーらしいストーリーなくて、純文学だなあというのを強く感じた。
『チョコレート戦争』
書評(以下略
導入はうまい。本当にあったみたいに思える。
チョコレートのお城食べたい。洋菓子どれもおいしそう。
大人対子供の構図なんだけど、話し方がわざとらしいせいか、展開が早いせいか、あまり感情移入できなかった。本来私は冤罪の話すごく嫌なはずだけどな。
あと、真犯人の提示が急すぎて若干不満。
『長い長いお医者さんの話』
書評(以下略
魔法使いとか妖精とか出てくるのに、自動車も走る近代的な世界で、不思議な感じ。
で、妖精がハリウッドスターになったり、ヒドラが拾得物扱いだったりするのがなんともおもしろい。警官が猫の喧嘩止める描写とか、きゅんきゅんする。かわいい。
他の動物にとってのなぜなに物語みたいなところもあるよね。
ただ、カッパは明らかにカエルの姿の水妖なのに何故「カッパ」と訳したの……。
『バラトルムの功罪 天青国方神伝』
前の邪神云々の話をすっかり忘れていた。邪神って何? イオン……え?
海賊退治。なんとなくラークスパーでのあれ思い出す。
グラウベルかわいい。ツンデレ方向音痴。
戦略とかアクションとかうまく想像できなくて、悔しいなあと思った。
忘れていたからかもしれないけど、今のところこのシリーズはまだそこまで好きではないと思う。フェンネルとの繋がりがもう少し明らかになれば違うのかもしれないけど、国から出ることはあるのだろうか。
少なくとも天青国は南半球にあるんだよね? 太陽が正午に北にあるってことは。で、たぶんフェンネル大陸とは一続きの世界だから。世界が球体か、球の外側にあるか、わからないけど。
今回は固有名詞に意味があるのかな。鉱石かなあ。知識が足りぬ。
慣習の中の事実だとか教えだとかは高里さんらしい気がした。
「海の水が凍って出来たみたいな青」という表現があったのだけれど、すごく好き。こういう風に書けるようになりたいな。
『毒入りチョコレート事件』
おもしろかったけど、好きではないな。
読んだ後に思い浮かべた犯人は一人いたのだけれど、他の可能性も残ってはいるし、まだ解答が提示されても不思議ではない気がして。話はあそこど終わってるし、事実はどうであれたぶんそれが真相ということにしていいはずなのになんだかもやもやする。
伏線はわかりやすかったけど。つまり、推理を聞いていたらその人の言う犯人がすぐわかったとかそれくらいの意味で。
あと、捜査シーンとか、それぞれの推理法にそれぞれの性格が現れているのとかは好きでした。
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