23日から26日まで、大学の文化祭でした。
私はサークルの機関誌を売っていて、あまり文化祭を楽しんだ感じではないのですが。
ただ、天文同好会のプラネタリウム見て優太郎思い出したり、持久走同好会の女装喫茶行ったり、水泳部のお化け屋敷行って一番怖いのは闇だと実感したりしてました。
あと、フリマやってた先輩からワンピース200円で買ってみたり。クラシカルなメイド服着て満足したり。
サークル誌は完売したらしいです。会員にも入手できなかった方がいたとか。買ってくださった方にはありがとうございます。
なぜか文化祭中、毎日のように「睦月さんってリアルのBLありなの」って聞かれました。
結論を言うと、本当にリアルじゃない限り身近な人でも妄想しますよ。
実際にその人たちが恋愛関係にない限り、二次元のキャラとあんまり違いはありませんし。
ただ、萌えてなくても受け攻めは考えられますよね。その辺がうまく伝えられなかった感じがする。
あと、自分が恋愛感情ある相手は妄想したくないなって思って、私も変わったなと。
というか実際に先輩方の名前出しちゃったんだけど、っていうかその場にいたんだけど、良かったのかな。
話すのも考えるのも楽しいけど、それによって他人に不快感を与えるのは本意じゃない。
読んだ本。
『男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで』
まだ読んでる途中。
BL好きなわりに、BLや腐女子についての本をあんまり読んでこなかったので、勉強中です。
途中、ちょっと気になる記述が。「『腐女子』というレッテルを貼られてしまう」ってあるけど、腐女子って自嘲まじりの自称じゃなかったの? 腐女子カミングアウト云々とは関係……あるのかなぁ。
鶏姦の罪とか知らなかった。
引用されてた『賎のおだまき』が美しかったから全文読んでみたくなった。
「男色はファンタジー」理論上の男色が今も残ってたら萌えるのに。
『平井骸惚此ノ中ニ有リ』
帝大生が主人公、だけど普通に男女恋愛だしそこそこおもしろいミステリー。
はいからさんみたいな雰囲気。この時代好きだわ。
語り口がおもしろい。落語とか講談みたい。こういう小説、あんまり読んでない気がする。
トリックの一部はコナンで見たことある。
探偵小説論、犯罪者や動機についての主張は興味深かった……けど、なんか京極思い出してしまう。動機の話とか特に。
ラストが一読では分からなかったです。
この人、はあの人でいいのかな。どうなのかな。
『紫色のクオリア』
実はSF苦手だったのですが。ラノベってこともあって、そんなに読みにくくはなかったです。
物理学も量子力学も分からないけど、なんか哲学っぽい。私に見えているものとあなたに見えているものが同じ保証なんでどこにもなくて。客観的なものがあるのかすら分からなくて。
共感覚とかもそんななのかな。
私の知る量子力学なんて姑獲鳥くらいですが。
マナブの携帯って『君にしか聞こえない』みたい。切なさなくしてSF的に書くとこうなるのかな。なんて。
男性がほとんど出てこない小説、久しぶりに読んだ気がする。逆はよく読むんだけどね。
話自体も普通におもしろい、いい話でした。女の子っていいな。
結局、あのプラモデルたちは何だったの?
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