気がついたら、ぽつぽつ拍手をいただいていたようですね。
ありがとうございます。あなたが幸せでありますように。
更新してなくてすみません。
書きかけの話はいっぱいあるのですが。
あと、蜜柑檸檬の家具屋デート話が書きたい。
いずれ、時間を見つけて。
ええと、宣伝です。
水曜日から大学の学祭が始まるのですが、私の所属しているサークルはそこで機関誌を売るようです。
私も一応、短編を書いているので、よろしければ。
大学もサークルも、今までのブログの記事繋ぎ合わせたりツイッターでよく会話してる相手みたりするとすぐに分かるはずです。
うん、そういうのまずいんだろうけどね。
ツイッターはオンオフ分けるのが面倒で、そのままにしていたら先輩に捕捉されてしまったのです。
ブログはただ単に私が迂闊なだけですが。
読んだ本。
『なりそこない』
高里先生のノンシリーズ新刊。発売日に書店まで走りました、自転車で。
あらすじ読む限りミステリっぽい感じで若干不安でした。読んでみた印象としては、ミステリっぽいのもあくまでそれっぽいだけで、メインではない。だって、推理のしようもないし。それで、たぶん一番書きたかったのは――って言うのも、高里さんは読者の解釈を重視する方だからおかしいか。一番伝わってきたのは、いろいろな生き方があるけど、比べても意味ないってことかな。自分が憧れる生き方がその人にとってコンプレックスの種だったり、その逆だったり。「人の事は良く見えるものだから」……ってのは蒼い千鳥で座木さんが言ってたことですが。
5人の中に犯罪者がいて、クローズドサークルなのに、あんまり殺伐としてないし、料理おいしそうな辺り、高里さんだなと思う。疑心暗鬼ではあるけど。喧嘩とかしてるけど。
そこまで殺伐としないのは、犯罪者が殺人起こそうとしてるわけじゃなさそうだからってのもあるかな。
ニコのこの融通きかない真面目そうな感じ、どこかで見たような気がしたんだけど、あれだ。初期の來多川さんだ。
「あると信じて探すのが、探し物のコツ」って秋も言ってたな。
たとえにいきなり役小角出てくるあたり、らしいなと思う。
『ゴルフ場殺人事件』
ヘイスティングズはポアロを名探偵だと言う割に、地の文でポアロの捜査方法にケチつけまくっているところがあまり好きではない。助手は別に探偵のシンパである必要はないけど、やきもきしたり出し抜こうとしたりがすごく伝わってきて、でも読者にはどうせポアロが正しいって分かるから、ヘイスティングズは道化に見える。
なんかもうマジでヘイスティングズ、バカじゃないのって思うわ。そのせいで若干読むのが楽しくない。
だからアクロイドのときはヘイスティングズ南米にいたんだ。
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