携帯電話が壊れました。
今、修理に出しているのですが、代用機が慣れなくて使いにくい。前使っていたのはやっぱり新しいだけあって機能も優れてたのかなあ、と思いました。
あ、タイトルですが、今日おおかみこども見に行ってきまして。
見ながら、何度か泣いてしまいました。
木村さんのおばあさん@マリビの言葉を実感する。年とると涙腺弱くなるよね。
異類婚姻譚好きだし、おおかみおとこさんかっこいいし、すごく楽しかったけど、すごく切なかったです。
なんか、幼年期と逆の道に子供たちが進んだのが不思議な感じ。何か意図あるのかな。
読んだ本。
書いていた感想が消えたので、簡単に。
「PK」
伊坂先生、せせらぎ好きすぎるよね。
それでいうとたぶん1話目と2話目は違う世界なんだよね。
勇気が伝染して、連鎖的に収束してくのがおもしろいし、伊坂先生らしい。
「夜の国のクーパー」
トム君かわいい。
猫とネズミの関係が、国同士の関係と似てて、そういう意味ではあれ伏線なんだろうなと思う。
世界の秘密についてはすごく驚きました。
「マジックミラー」
アリバイとか時刻表とか苦手だったのですが、これは好きです。
読んでいて悲しくて泣きそうになりました。
有栖川有栖の心理描写、好きです。
こういう作品をトリックやロジックで評価できないのは心苦しい。
「サクラ咲く」
これ、辻村深月が書く必要なかったんじゃないの、って思った。特に1話目と2話目。「いい人」しか出てこない「いい話」は、連載媒体的に仕方ないのかもしれないけど、だったらなんで辻村さんに依頼したのかなと思う。児童書のノリ。教材こそ出てこないけど、しんけんぜみのマンガと同じ感覚でした。
3作目は、立花先輩のキャラがよかったです。環だとか、あの辺と近い感じがする。
映画部で、学校の上の方の人たちがどうとかの話で、『桐島~』を読んだときにこういう話なら辻村深月が書いた方がいいなと思ったことを思い出した。
あと、1話目2話目のキャラが大人になって出てきたのもよかった。辻村さんて意外と、純愛好きだよね。純愛というか、初めて好きになった/付き合った人と結婚するとかそういう展開。この作品だけじゃなくて、冷たい校舎(ロードムービー)とかスロウハイツとかも。
『塩の街』
某24時間テレビの季節になると再読したくなる。愛は地球を救わないけど、「君たちの恋は君たちを救う」
何回も読んでいるからか、言葉が染みてくる感じ。やっぱり好きだなぁ、と思いました。
単行本か文庫版買えばよかったな。電撃文庫版しか手元にないのです。
「王女マメーリア」
うまく言えないのだけれど、たぶん好き。
静かな水面みたい。でもすぐ内側には毒を隠し持っている。
ちょっとした犯罪と金儲けの話が多かった印象です。詐欺師がうまいことやる話や、逆にちょっとしたミスで捕まる話とか。どちらになるか最後まで分からなくてどきどきする。
表題作の王女マメーリアは、童話調だけどミステリだなという気がしました。
王女と密猟者が好き。正統派童話って感じで、でも斜め上ではある。
ダールの作品はもともと児童書が好きだったので、たぶん童話っぽいのが好きなんだろうな。
[0回]
PR