――もう戻れない二度と でも失わないずっと
というわけで、卒業式でした。
4年間で何かを為せたかというと、たぶん何も大成していない。けど、学部やサークルで、何かをしようとしてきたことは事実で。
思い返すと、大学という場所も、そこでの時間も、出会った人々も、過ごした街も、好きだったなぁと思います。渦中にいたときは、好悪も葛藤もあったわけですが。
一番の葛藤は、中途半端さでした。サークル二つ入って、両方それなりに活動して、研究室でも最初の頃はたくさん参加していて。全部楽しみたかったけど、結局全部中途半端にしか関われなかった気がしました。
特に人間関係の点でそれを思うことがあって、大学での比較的親しい知人はサークルや専修が同じで知り合った人達ばかりなんですけど、そういう中途半端さもあって、他の人達同士ほど仲良くなりきれずにいた。だから友達と言っていいのかずっとわからなくて、「私には友達いない」とよく思っていたわけなのですが、友達と呼べるかはともかくとしても、結局親しい知り合いはそこにしかいなかったんだ、ということに卒業式で気づきました。何千人も卒業生いるのに、驚くほど知り合いがいない。
その中でも比較的仲良くしてくれた人と、そうでない人がいて、「また会おうね」なんて言っても、きっともう二度と会うことのないだろう人たちもいるけど、縁があったのだから忘れたくないし、忘れられたくないなと思います。その人の中に何かを残していたい。
これからも会う人、連絡を取り続ける人を友達と呼べるのかなとも思う。
これからも、大学でしてきた勉強や、ミステリへの挑戦や、できたら合唱も続けていきたいと思います。
前途は不安しかないけれども、生きていたら何とでもなるだろうと思って、生き続けていきたいですね。
楽観的なのではなく、楽観視しないと辛すぎて埋まりたくなるというだけですが。
あと何だっけ、近況報告。
引越しました。今度は関東圏に住みます。実家まで電車一本で行けるようになりました。
家具や小物や食器揃えて新居作るの楽しいです。もっとお金あったら初期投資に凝れるのですが。シャンデリアとか天蓋ベッドとかね。まあその辺は夢でしかないのですが。
それと、3月上旬に中学からの友人たちとUSJ行ってきました。
自分が落ちる恐怖のある絶叫系が本当に苦手なのを思い知りました。酔いやすいのもあるけど、それとは別の軸で怖いのだめです。事故や故障即死を想像してしまうので。だから室内系は楽しめて、ハリー・ポッターと空飛ぶ椅子が特に、本当に飛んでるみたいですごく楽しかったです。
というか、ハリポタエリアがとても楽しかったです。高度に発達した科学は魔法を見せられるんだな、と思いました。街並み美しいし、ギミックおもしろいし、バタービールおいしかった。
アトラクションやグッズは、なんか出典偏ってる気がしたのですが。
忍びの地図が売っていて、欲しかったのだけど、その値段で文庫3冊は買えるな、と思ってしまって手が出せなかった。
驚いたことに、この1ヶ月ほど、引越し関連で忙しく、本を読めていない(短編はいくつか読んだけど)ので、読了感想はまた後日。
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