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先輩からBL読んだ感想を伺いました。
こんな風に読むんだな、と不思議に思いました。不思議……というか、なんだろう。
『コーンスープ』の方は読みやすかったし、ひっかかりもそんなになくサラっと読めたけどそれだけで終わった感じだそうで。
『あめ』は案の定、能登先生が理解できない憧れないこんな男性存在しない。と。
ラノベもBLも、キャラクタがパターン化されていて、そのテンプレさえ分かれば会話部分とか楽しめるという考察を伺ってなるほどと思いました。
よく言うヘタレ攻めとかクール受けとかそういうの、ありますよね。
で、少女マンガとかでその下地ができるんじゃないかと。
能登先生みたいなキャラも、少女マンガの脇役にいそうって言ってました。
少女マンガとBLはかなり近いと思います。王道展開とか。それこそパターン化ですね。
あと、なんで告白して付き合うことになったその日にいくところまでいってしまうのかと疑問を呈してらしたのにも全面的に賛同です。
性描写のないBLあってもいいのに。……あ、あるにはあるか。奇談シリーズとか? レーベルがあれだからBLなのか謎ですが。
たぶん出版社の都合とページ数の問題だと思いますとしかいえないよね。
読んだ本。
「オランダ靴の秘密」
推理が鮮やか。
って、犯人当ててみようとせずに漫然と読んでる私が言っていいのか分からないけど。
私どうやらサンプスン地方検事好きらしい。あとジューナ小悪魔だと思う。
キャラ萌えはあるよね。
「開かせていただき光栄です」
表紙の装丁が素敵。コルセットか何かだと思いきや、アバラだったのね。
伊坂さんの小説のような読後感。ハッピーエンドなんだかそうじゃないのか。暗いはずなのに爽やか。
解剖が偏見持たれてるのは今もな気がする。ここまでじゃないだろうが。だからAi……って流れになるのは海堂さんですよね。
ああ、でもよく考えればこの時代って日本でも江戸時代だし皮革や畜殺、解剖に従事する人たちは差別されてたか。河原者なり穢多なり非人なり。解体新書はまだ出てない頃かな。
18世紀ロンドンってこんなだったんだ。女性の扱いもそうだけど、賄賂も冤罪も蔓延って、司法がこれほど腐ってるとは。この中でサー・ジョンみたいな人は異端なのだろうな。
この時代について書かれてる小説は上流階級の暮らしらしきものしか読んだことなかったから吃驚。まだホームズの登場してない頃ですよね。薔薇色仕立屋の時代でもまだましだったのか。労働者と貴族の恋愛が一応は許されてたし、そもそも女性が働いてた。
キリスト者からすれば解剖は冒涜なのかな。死んじゃえばただの肉だと思うが。たましいの容れものってだけじゃないですか。魄かな。ってのは現代日本に生きる私の考えですが。しかも長野とか京極に影響されまくってる(笑)
推理小説としてだけじゃなくて、小説としておもしろいし読みやすいと思います。話が繋がるのは読めたけど、そこから展開したし。
この作家好きかもしれない。読んだのまだ3作目だけど。
キャラ立ってるよね。漫画化できそう。エドとナイジェルかな。萌えは。でもそう考えるとラストがなぁ。
「午前零時のサンドリヨン」
はやみねかおるの小説に似たようなタイトルのがあったはず。読んだことないけど。
これも、装丁に惹かれて手に取りました。
マジックと日常の謎、プラス恋愛とかアイデンティティとか。青春ミステリとしてはよくある感じですかね。微妙に百合風味で。
不思議は不思議のまま、って考え方はそれでいいと思うし、マジックは種明かしタブーなのもわかるけど、推理小説なら解明されてほしいと思ってしまいます。謎が謎のままの推理小説って……いや、ありますけど。麻耶さんとか。もやもやするよね。
魔法とマジックか。この間アニメでやってた紅子ちゃん回思い出しますね。『ほんものの魔法使』! ね。あの話大好き。でもマジシャンが読むのって……。
しかし主人公鈍感すぎ。駄洒落は確かにつまらないけど、好きなら気づいてあげようよ。好きだから気持ちが分からないこともあるし、所詮他人の気持ちなんて100%理解できるわけはないけれども。他人だからって理解できるわけないって最初から諦めてたら駄目なわけで。自分の尺度に基づいてでも推察して、間違ってたら修正して、その過程がコミュニケーションでしょうと。何青臭いこと言ってるんだろうね。
伏線張り巡らされてたから、この人が!? って驚きはなかったのが少し残念でした。
あとまあ長岡最近よく見るなあと。しかし他県の人相手に長岡出身と言えるのっていいなあ。自分は日和って新潟出身と言っちゃうのでね。けど県民からすれば新潟=新潟市みたいな感覚もあるわけで。
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