……終わってしまった。
いろいろ思うところはあるけれども、読み続けてきて、よかった。
出会えて、よかった。
そう思える作品でした。
[0回]
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本屋で手に取った瞬間、何かおかしいと思ったんです。分厚い、と。
文庫版がないので分かりませんがひょっとしたら姑獲鳥より厚いんじゃなかろうか。
でも改行多いし挿絵あるしラノベだし、読み始めたら早かったです。
結局このシリーズは、紅秀麗の列伝だったのかなと思う。
ネタバレします。
うん。なんとなくそうなるかなとは思ってたけどね。よくもわるくも少女小説だし。影月の件もあったし。でも、それでも、ちょっぴりがあってよかったと思う。
なんだかんだ言って、今は全部のキャラが好きです。憎めない。
疑ったことも、敵対したから嫌だと思ったこともあったけど。
たぶんそれは劉輝がそういう性質だったからだろうな。優しい。
朔……。
まさか兄弟だったとは。
死んだ後も利用されて、助けもしたけど迷惑かけまくって、それでも、最後の最後に助けて、生かして、……ちゃんと秀麗のこと愛してたんだな、って思う。
でも秀麗はそれを知らない、のかな。どうなんだろう。
知っていてほしい、けれども…。
そうか。飛燕姫か。彼女異能つかえたっけ?
劉輝が、すごく『王様』で。吃驚した。ていうと失礼かな。
それで、王様っぽくなったら途端に恋愛運もむいてきたというか…いや、前から好きだったんだろうけど。
一巻ぐらいを読み返したいけど、手元にないのが残念。
タンタンたちもいつの間にかすごくなってたんですね。
薔薇姫以外の八仙が酒宴したシーン。
陽月の台詞には、「お前がそれを言うのか!」って思いっきり突っ込みましたとも。
そういえば燕青はお兄さんと会えないままなのかしら。
え、なに。百合さん子供できたの? 凛さんも?
三人は何気に仲良かったんだな。一緒に育てられてきたなら当然か。悠舜が二重人格すぎる。仮病とか…。
そして夢はそれだったのか。……無理な気がする。
ラスト。
結局結婚できたんだね。娘を産んで…ってのは、母親の件を思い出すわ。
でも子供は長生きだったらしいしな。
朱鸞! 朱鸞も、夢叶えたんだ。
女の人が尚書や宰相になれる時代になったんだね。素敵。
景柚梨さん…宰相になったのか。リオウ君も。
未来の雰囲気を感じて幸せな気分で読み終われました。
でも、短編集出るって信じてる。
未来の話もちょっと書き下ろされるって信じてる。
だって気になるもん。
楸瑛の恋路はどうなったのかなとか。青釭剣取り返せたのかなとか。絳攸の弟とか。結婚してた頃のこととか。未来の様子がわからないほかのみんなとか。
あと、娘の時代をスピンオフで読んでみたいです。PR
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