そして思い知る。
同じ同好会の後輩の男子が雑食だといっていたので試しに私の好きな作家の作品読んだことあるか、知ってるか、訊いてみました。
高里椎奈は知らないって。
……うん。なんとなく予想はしてた。男の子だしね。
伊坂も坂木もはやみねも知らないって。
あ、伊坂は名前だけ……というかギャングのタイトルだけ知ってたのか。
京極夏彦と乙一を訊ねたらようやく知ってるって。
「so-far」はいい話だよね!って盛り上げて。
私は「暗黒童話」好きなのーって言っても知らなかったみたいで。
うーん。京極についてもっと語ればよかったのか。
で、その人は私と同学年の別の男子に「あの人、普通の人ですか?」みたいなの聞いてました。
聞かれた男子は「腐女子」って即答してました。
……なんか、なんだろう。
でもその1年生男子は私の薬屋文庫版の表紙見て「これBL系の本ですか?」って訊いてきました。
2巻だったんで普通の本だよ!と強く否定しておきましたが。
ええ。原作は普通のお話ですよねー。
妄想してるしBL的な二次創作一応書いちゃってますけど。
普通じゃないのは私の脳内かなぁ……
吃驚、でも、嬉しかったことがありました。
今日配布された現代文の問題集…
問題集自体は嬉しくもなんともないです。むしろいらないです。
でも、それに、長野さんの小説が載ってたの!「栗樹」!
読んだのが前であんまりよく覚えてないんだけど。
実は兄弟とかそんなだったっけ…?え、兄弟と思ってたのが実は親子、ってのは別の作品でいいんだよね……?端は最後まで生きてたよね…?
手紙が来たのは覚えてるけど…。
実は重大な秘密があったような感じがしたのも覚えているけど…。
江戸っ子なことも、お兄さんが甲彦なこともうろ覚えだけど記憶に残ってるけど…。
肝心の話の流れが全く。
っていうか此れ、微妙に少年愛っぽい要素なかったっけ?
もっと大きな愛だったかなぁ。
長野さんの作品は「BL」というよりも「少年愛」「耽美」という言葉が似合う気がします。
今日読んだ本。
「死神の精度」
流行りものはちょっと下火になってから読む。
というか、流行ってるその渦中に読むのはなんか負けた気がして嫌。
もともと好きなものが流行るのは何の抵抗も無いけど。……人口に膾炙するのと大きな違いがなければ。
だからたぶんマイナー好きなんだよな…。
春!
春!!
彼が出てくるってのは知ってたけど実際目にすると感慨深いです。
好きです。
かっこいいよなぁ。
このときにあんなこと訊かれるって……。
仙台駅、という文字があったのでふと気になった。
神様はまだコインロッカーの中で歌ってるのかな。
最後の話で、あの人やあの人のその後を垣間見れてよかったです。
そんなに時間経ってたんだ。
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