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2025/03/15 (Sat)

「星」「月」「夜」の「夜」

というわけで「神語りの玉座」最終巻の感想です。
一応反転で。


これで終りかと思うと、寂しいですね。
ハッピーエンドだとしても。好きだったものが終わってしまうのは切ないものです。かといってずっと続くのも苛々しますが。
私はこういう正統派なヒロイックファンタジーって大好きなんです。
剣と魔法と王と戦と魔獣と神と…囚われの姫?
そこに男の子達の友情がプラスされたからにはこの作品、睦月のストライクゾーンど真ん中です。球種もスピードも。


アディスはセフィオを天然で口説いて、セフィオはユツキを天然で(後半は意識してたけど)口説く。
そんな今回の名殺し文句は…多すぎるので一つずつ紹介していきましょう。

「もしも世界の全てが、君や私たちの子の敵となったら、――そんな世界は滅ぼしてやる」
最初がこれかよ!とかのツッコミはなしで。ページ順に見てくとこれが印象に残ったし。本当にやろうとしてたんですよね、愛するもののために世界を滅ぼす。それでもすこしはアディスのことも愛していたのなら。報われる気がします。それしか愛し方を知らないのは淋しいことだと思うけど。

「君がいてくれて、本当によかった」
これは――一度言われてみたいです。頼りにされるのって本当に嬉しくて。だからこそ、相手を怒らせるのにも気付かずに無茶しちゃうんですよね。

「おれが、居場所になるから」
これも、ねぇ…。無意識って本当に性質が悪い。それでパニクって訂正するのが「俺はユツキ以外にはこんなこと言わないぞ!」って。

「貴様ごときが馴れ馴れしくハーファと呼ぶな――――――っ!」
嫉妬深すぎだろう、これは。何かこういう人(人じゃなくて神帝だっけ)何かでもいたような気がする。

「明日はおれが必ず君を助けに行くから、信じて待っていてほしい」
「決着がついたら、その後、――君を迎えに行っていいかな」
この時点ではもうセフィオは自覚して言ってるんだよね。ってことはそういうことで。
『この戦争が終わったら結婚するんだ』こういうのって死亡フラグじゃないのかな?

「俺の心は、生涯セフィオのもとにありますから」
この台詞を踏まえて。
アディスが誰とも結婚しなかったのは親友のが大事だったからとかそんな理由を希望。

「おれは君のいる場所に帰りたい。必ず君のところへ帰ってくるから、信じて待っていてほしい」
この一連が好き。やっぱり帰るべき恋人がいたら強いんですね…。

「この一月半、俺はずっとセフィオのことばかりを考えていたんだ」
素直な君が、大好きです(笑


アディスのリンゴ細工再び!?みたいな。それってつまり平時ならリンゴをエビの姿煮形にけずれるってことですよね。
すごすぎる。

双王の時代。
本当に紅麗茶王になったのか…、と。
最後に出てくるセフィオの遠い子孫がいい子だなぁ…。

「紅麗茶色の瞳の神の名にかけて、おれもおまえの生涯の友たることを誓うよ」


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2008/03/09 (Sun) 感想 TB() CM(0)
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