忍者ブログ
2025.04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

最新記事

プロフィール

HN:
睦月
HP:
性別:
女性
趣味:
読書
自己紹介:
妖怪と神話とミステリと甘いものが好き。腐った話とか平気でします。ネタバレに配慮できません。

カウンター

リンク

ブログ内検索

アクセス解析

[123]  [124]  [125]  [126]  [127]  [128]  [129]  [130]  [131]  [132]  [133

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/04/01 (Tue)

under the rose 2

いまupしとかないと次はたぶん7月中旬とかになってたと思う。

というわけで吸血鬼パラレル2話目です。

未だに吸血鬼らしい所が見当たらない。

今回書いてて気づいたんだけど、名前表記がおかしいかな?
基本的には地の文は漢字で、二人の台詞の間では片仮名っていう自分ルールがあったんだけど、これはパラレルだから片仮名に統一した方がよかったかもしれないって今更思った。
変えるのも面倒だからこのままいくけど。

言波が全然別人になっちゃってて、途中で友達に「言波ってかっこいいんだよね?」って確認のメールしちゃったくらいです。

次で終わる予定です。
予定は未定です。
ただ、次でまとめると考えてた設定が入りきるかな…。


書きたいネタはいろいろ浮かんでくるのに時間と文章にまとめる力がなくてもどかしいです。
オリジナルの方の『薔薇』も続き書きたいなぁ。
あそこで止めたままってのも……。


あと、7月31日でサイト1周年になる予定なのですが。
飽きっぽい私にしてはよく1年もったなぁって思う。
で、何かやろうかと思ってるんですが。
リクエスト受け付けて夏休み中に頑張って書こうかなぁとか。
ただリクエスト集まらない気がすごくする。
だって今までだってキリ番のリクエストはほとんどなかったわけだし。
惜しいところだった、ってのは聞いたけど。

リクエストしてやるよって方がいらっしゃいましたらメールか拍手かブログのコメントでお願いします。

拍手[0回]

PR
2009/06/27 (Sat) 更新状況 TB() CM(0)

痛いよ

味方だけど愛してないとか
守るけど傍にいれないとか

そういうことじゃないんだけどね。

みんなの記憶から私を消したい。

たまにそう思うときがよくある。



時間を戻してやり直したい。


前に思いついてどこかにメモっていたネタをどこに書いたか忘れて今すごく損した気分です。
考えろ考えろ。
そして思い出せ。


とりあえず続きは見えないけどできたところまででupしときます。
明日の朝までには。
できるといいなぁ。

拍手[0回]

2009/06/26 (Fri) 未選択 TB() CM(0)

勘違いから恋は始まる。

うっかり勘違いさせられちゃいそうになったじゃん!

loveじゃなくてfavoriteだから!
ゆうきゃんのほうが全然大好きだから!!
…三次元ならね。

好きな先生がいて、友達には前々から「かわいいよね!」とか「受けっぽいよね!←」とか言いつづけてたんだけど。
テスト近いから放課後残って勉強してたときに、ちょうどその先生が担当してる教科が分からなくて質問しにいこうとするたびに友達にからかわれたんだ。

「何を質問しにいくの?」とか、
『先生が…分かりません』とか、
みんな18菌に感染しすぎ!(笑



今日読んだ本。
「恋文の技術」
テスト前になにやってんだろ…。
とりあえず第4話まで。

最近は毎朝、新聞も読んでるんだ。
小説のところだけ。


拍手[0回]

2009/06/26 (Fri) 日々の徒然 TB() CM(0)

変わりたいんだ もっといいやつに

綺麗な夕焼けでした。
こういうのを見ると、夕焼けは優しいんだってのもわかる。
実際のとは違うんだろうけど。


おお振りとxxxHOLiC、新刊買ってきました。

xxxHOLiCはきっと次で終わると思う。
何となく、小説版の最後の話思い出した。
百四…!←


おお振りはなんか、三橋くんが阿部くんに依存しすぎてる気がする。何かおかしい。


イナズマイレブンはよくある展開だったけど、面白かった。
影山ってあれでもう死んだ…わけじゃないよね?
それだとあまりにもあっさりしすぎてるし。

いつの間にか染岡くんと吹雪くんがラ…仲良くなってて、萌え……じゃない、吃驚した。
ところで豪炎寺くんはいつ帰ってくるんですか?

CM見てて、「400円弱だったらDVD買ってみようかな」って言ったら弟に全力で止めろと言われた。
「それ以上オタクになるな」って今更なにを……。
ガムくらいならいいかな?(笑)



…って昨日書いてたのに、送信できてなかったorz



拍手[0回]

2009/06/25 (Thu) 未選択 TB() CM(0)

「植物 カゴ 小休止」

よく分からない話になった。

会話部分は書いてて楽しかった。


次回はテスト後に。

……たぶん。

拍手[0回]

つづきはこちら

私は籠の鳥だ。
――といってもこれは自由にならない身の上を喩えた比喩などではなく、文字通り、籠の中に捕らえられていることを意味する。
もっとも、私は鳥ではないからその部分は比喩に違いないのだけれど。

天井の高い部屋の中いっぱいに巨大な籠が置かれていて、私はその中に入っている。
こんな大きな籠、部屋の扉から入りそうもないのにどうやってこの部屋の中に入れたんだろうか。
疑問を投げかけても応える者はいない。

籠の上部よりもっと高いところに小さく見える窓から光が入ってくる。
かろうじて辺りを見ることのできる程度の明るさしかなかったけれど、それで十分だった。見るものなんて、此処にはないのだから。

さび付いた鳥籠に緑色の植物が絡みついている。
もうずっと水を与えられていないはずなのに緑色は鮮やかで生命力に満ち溢れている。
正直なところ、溌剌とした感じが鬱陶しい。

いつ頃からこの籠の中にいるのか、数えなくなって久しくなる。
陽が昇るを千回ほど数えたあたりでもう数えても意味はないと知った。
それからどのくらいの時が経ったのかは分からない。

「ちょっとした小休止だよ」と父様は言った。
すぐに出してあげるから、少しの間だけここで待っているようにと。
それからも時折私のところにきて檻越しに話をしてくれた。
けれども出してはもらえなかった。

私が日数を数えるのをやめた後しばらくして、父様はいらっしゃらなくなった。
誰もいない籠の中で私は再び無為を重ねる。
それが辛いと思ったことはなかった。


初めての、そして久方ぶりのことだった。
この部屋に、鳥籠の向こう側に、父様以外のひとが来た。
「だれ。」
父様と話したとき以来はじめて発した声は掠れていて、とうてい聞き取れるものではなかった。
もう一度試すと、今度はきちんと音になった。
「誰?」
「助けにきました、姫君」
初めて聞く男らしい声が応える。

おかしなことを言う。
此処には彼と私以外にひとがいないのだから、『姫君』は私であるはずだ。
けれど当の私は助けてもらうような状況にはない。

「何かと間違えていませんか?」
尋ねても彼は、そんなはずはないと言い張る。
「ここには伝説の『鳥籠に幽閉された姫』がいるはずです。貴女のことでしょう。助けにきました!」
「だから私は助けを望んでなどいません。帰りなさい。」
「従えません。自分はこんなに美しい方が閉じ込められているのは見たくないんです」
「だったら見なければいいでしょう。目を瞑って後ろを向いて、その扉から出ていきなさい。」
「目を逸らすのは解決ではありません!」
いちいち真っ直ぐなことばかり言う。
対応するのにも疲れてきた。
「……そんなに言うのなら勝手にしなさい」

彼は剣で斬りつけたり体当たりをしたりしていたけれども、鉄でできた籠はそう簡単には壊れない。
早く諦めればいいのに。
そう思いながら、なんとなく彼の様子を見ていた。

闇に沈み、光に照らされ、再び闇が満ちたその次の朝。
最初とくらべてふらついてはいたけれども、彼は諦めるようすがなかった。
諦めて帰ったらどうかと何度言っても聞き入れようとはしない。
疲労困憊して籠を壊したとしても、私は決して出ていかないのに。
だんだんと彼が気の毒に思えてきた。
けれど私は何もせずに、見るともなく彼を見ていた。

「開いた!」
小さな歓声が聞こえた。
ようやく檻を開けられたらしい。

彼は籠の中に入ってきて私に手を伸ばす。
「さぁ、逃げましょう」
「いや。」
間髪をいれず断った。
見るからに彼の肩が落とされる。
「どうしてですか!?」
「此処にいると約束したんだもの。」
いつか出してあげるから、と父様は言った。
その日が来るまでは私はここにいると決めた。
「どなたか存じ上げませんが、おそらくその方はもう亡くなっていらっしゃると思います」
「どうしてそんなことが分かるのよ。」
「……貴女が此処に閉じ込められてから150年が経っていますから」
「嘘。」
「嘘ではありません。外の世界を見に行きましょう」
「嫌よ。父様がお亡くなりになったらなおのこと、私が外に行く意味なんてない。」
「――いい加減にっ…!」
彼は私の手を掴むと、無理矢理鳥籠の外へ連れ出した。
「何をするのよ。」
「姫様は勝手にしろと仰いました。私はその仰せに従ったまでです」
畏まった口調でしゃあしゃあと言う。
「どうですか、外の景色は?」
「……分からないわ。」
比較しようにも、以前見た景色はもう記憶の何処にもなかった。

周りの風景が揺らいで、薄くなっていく。
私は部屋の中に、鳥籠の中に戻ろうとしたけれど、見えない壁に弾かれたように入れなくなってしまった。
灰色の空が、緑色の草木が、いろいろな色の建物が、白に近づいていく。

彼の声も聞こえない。
透明な景色の中、私はどこにもいなくなった。

× Close

2009/06/24 (Wed) 創作物 TB() CM(0)